宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 9/16 12:56 更新 太陽風の速度は450km/秒に下がっています。次のコロナホールの影響が始まりそうです。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風の速度は次第に下がり、 450km/秒とやや高速の状態になっています。 磁場強度は、2〜4nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、南北に変化していますが、 強度が下がっているため、振れ幅は小さく、 磁気圏の活動は、AE指数で200〜300nTの変化と、 小規模に留まっています。 SDO衛星AIA193では、 北極域のコロナホールは西の端(右端)に近付き、 この領域の影響は終わりそうです。 一方、赤道から南半球に伸びるコロナホールからの影響は、 これから始まりそうです。 今後、磁場強度が高まり始めると、 続いて速度も高まっていくでしょう。 磁場の南北成分が南寄りに変化すれば、 オーロラの活動も再び高まっていくでしょう。 太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。 放射線帯の高エネルギー電子は、 1万を超えて高まった状態が続いていますが、 昨日と同じ程度に留まっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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