宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:49)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/15 --- ---
9/14 --- ---
9/13 --- ---

黒点  9/14 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:45 450 +0.4
-2 h 630 +1.9
-4 h 593 -3.3
-6 h 585 +1.7
-8 h 530 +1.5
-10 h 513 -0.8
-12 h 523 -1.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -20 -/ -
-2 h -29 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -25 -/ -
-12 h -28 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^4
9/15 0.4 4x10^4
9/14 0.5 1x10^4
9/13 0.5 2x10^3
9/12 0.4 4x10^2
9/11 0.5 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 9/10 11:16 太陽風は平均的な速度です。2721黒点群は小さくなっています。
2018/ 9/11 08:57 高速太陽風が始まりました。磁気圏の活動も強まっています。
2018/ 9/12 09:41 高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2018/ 9/13 13:53 高速太陽風が続き、磁気圏の活動も続いています。太陽は無黒点です。
2018/ 9/14 14:11 太陽風の速度は550km/秒に高まり、磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2018/ 9/15 08:49 更新
太陽風の速度は700km/秒近くまで高まっています。

担当 篠原

550km/秒付近と高速だった太陽風の速度は、
今朝に入ると600km/秒を超えて高まり始め、
ACE衛星のデータを参考にすると、
700km/秒近くまで高まっている様です。

磁場強度は、5nTが続いていましたが、
グラフの最後で3nTに下がっています。
速度の高まりは、この辺りでピークを迎えたのかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
振れ幅はやや小さくなっていますが、南北に変化しています。
速度が高まっているため、磁気圏は活動的な状態が続き、
AE指数のグラフは、大きさはやや小さくなっていますが、
300〜600nTの小・中規模の変化が続いています。

SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールが更に西に進み、
影響の始まる目安の位置に近付いています。
太陽風の高まりは、更に続きそうです。


太陽は無黒点で、穏やかな状態が続いています。


放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。
GOES14(青線)、GOES15(赤線)の両方が1万の線を越えて
高まっています。
高速太陽風が続いているので、更に増加する可能性があります。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。