宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 4/17 12:08 更新 太陽に新しい黒点が現れています。太陽風はかなり低速になっています。 担当 篠原 昨日、新しく現れた小さい黒点には、 2705黒点群と番号が付けられた様です。 しかし、すぐに見えなくなっていて、現在はありません。 また、東端から現れた領域も、 白斑は見えていますが、黒点はない様です。 一方、北半球の西寄り(右側)に、 別の黒点が新しく発生しています。 こちらも小さい点が一つ見えるだけです。 X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。 太陽風は、更に速度が下がり、 280km/秒とかなり低速になっています。 磁場強度は、エラーデータのためグラフが見にくくなっていますが、 3nTとやや弱い状態で安定しています。 磁気圏の活動は穏やかで、 AE指数に目立った変化は見られません。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部にコロナホールが広がっています。 3日後くらいに、太陽風速度の高まりが到来している可能性があります。 27日前よりも赤道域の広がりが大きくなっているので、 地球への影響もより強まるかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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