宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/10/ 9 07:05 更新 太陽風は低速風に変わりかけています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、430km/秒から370km/秒へゆっくり下がり、 低速の風に変わりつつあります。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく南北に変化しています。 このため、小規模ながら磁気圏への影響は見られ、 AE指数は、200〜400nT程度の小規模の変化が続いています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 低緯度域にコロナホールは見られません。 このため、太陽風はこれから更に低速になり、 磁気圏も穏やかな状態が続きそうです。 27日周期の図の前周期を参考にすると、 次の太陽風の高まりは、10月17日と、 1週間ほど先になりそうです。 太陽は、3つの黒点群が見えていますが、 目立った活動はなく、静かな状態が続いています。 いよいよ今日は高専ロボコンの本番です。 残念なことに夜から雨が降り始め、夕方まで続きそうな予報です。 昨日の試走では、素晴らしいロボットがいくつも登場して、 今日の大会がとても楽しみです。 今日は、学校の工事による停電があり、 夜まで最新データの更新はできなくなります。 今回は1日だけの予定です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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