宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/10/ 8 07:05 更新 太陽風は平均的な状態です。磁気圏も比較的穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、420km/秒前後と平均的な速さが続いています。 磁場強度も、4〜6nTと平均的な状態で、 太陽風は落ち着いています。 27日周期の図の前周期の変化を見ると、 9月10日以降、太陽風は300km/秒台の低速風になっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真を見ても、 太陽の中心部にコロナホールはなく、 今回も、太陽風は低速風になっていきそうです。 高速太陽風が終わって、磁気圏も落ち着いていますが、 磁場の南北成分の変化により、 AE指数はグラフの後半に400nTの小規模の高まりが発生しています。 これから太陽風が低速になっていくと、 AE指数の変化もより小さくなっていくでしょう。 太陽の東端の黒点は、2600群になっています。 X線グラフに目立った変化はなく、 太陽は穏やかに推移しています。 昨日は、高専ロボコンの会場設営を行い、 今日は、九州の全高専から20チームが集まって、 ロボットの調整、リハーサルを行います。 本番は明日ですが、今日の方が慌ただしいかもしれません。 現在は晴れていますが、天気予報を見ると、この後の雨が心配です。 7時半に学校から会場へ出発するので、 早朝の更新になりました。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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