宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 9/26 11:12 更新 太陽風はやや高速です。カナダ・ドーソンシティのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 23日にオーロラの写真を紹介した小貝哲夫さんより、 カナダ・ユーコン準州のドーソンシティで、 現地25日3時(世界時25日11時)と半日前に撮影されたばかりの オーロラの写真をいただきました。 今日のAE指数の図の最初の山に対応する現象です。 太陽風の速度は460km/秒。 磁場の南北成分が -3nTと南向きに振れていたため、 オーロラの活動に繋がったようです。 現地で実際に見上げている様な気持ちになれる写真です。 AE指数のグラフでは、この時間までずっと静かだった様で、 未明まで待って、ついに捉えたオーロラだったのかもしれません。 速報をありがとうございます。 太陽風は、500km/秒から460km/秒へ少し下がりましたが、 やや高速の状態が続いています。 磁場強度は、6nT前後と平均的な値です。 27日周期の図の前周期と同様に、 やや高まった太陽風になっているのかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 0nT付近か、北寄りの時間が長くなっています。 その中で、-3nTくらいと振れ幅は小さいですが、 南に向いた時間が5時間ほどあり、 そこで掲載したオーロラの活動が発生しています。 AE指数では、800nTと600nTと中規模の変化が2回観測されています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールは特に見られず、 太陽風はこれから穏やかになっていきそうです。 太陽では、2424、2425、2526黒点群が出現して、 にぎやかになっています。 フレアは、2422黒点群でC1の小さいフレアが2回起きた程度で、 全体としては穏やかです。 カナダ・ユーコンのドーソンシティで、現地25日3時(世界時25日11時)に撮影されたオーロラ。 (c) 小貝哲夫氏 カナダ・ユーコンのドーソンシティで、現地25日3時(世界時25日11時)に撮影されたオーロラ。 (c) 小貝哲夫氏 カナダ・ユーコンのドーソンシティで、現地25日3時(世界時25日11時)に撮影されたオーロラ。 (c) 小貝哲夫氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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