宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:55)
昨日、C6.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/19 --- ---
9/18 20:15 C1.4
10:06 C1.3
07:56 C3.9
06:06 C6.7
04:47 C3.3
03:07 C3.2
9/17 18:34 M1.1
14:58 C2.9
11:50 C9.5
10:05 C2.4
04:08 C7.8
00:20 C3.0

黒点  9/19 (NOAA)
磁場 フレア
2415 19 βγ M1
2418 5 β ---
2419 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:45 436 -2.2
-2 h 443 -0.9
-4 h 434 -1.9
-6 h 432 -0.1
-8 h 438 -1.5
-10 h 440 -0.7
-12 h 424 -0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -16 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
9/19 0.3 2x10^3
9/18 0.3 2x10^4
9/17 0.4 3x10^4
9/16 0.4 2x10^4
9/15 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 9/14 14:27 太陽風は平均的な速さに戻りました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 9/15 12:32 コロナホールの影響で、太陽風の速度が高まっています。
2015/ 9/16 12:31 500km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も高まっています。
2015/ 9/17 12:11 2415黒点群の活動が高まっています。太陽風はやや高速の状態が続いています。
2015/ 9/18 12:08 2415黒点群でM1.1のフレアが発生しました。フィンランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2015/ 9/19 09:55 更新
2415黒点群の活動は弱まっています。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

活発にフレアを起こしていた2415黒点群は、
昨日のニュース以降、勢いを失っています。
C1〜2の小さいフレアを3回起こしただけになっていて、
発生の頻度も、フレアの規模もともに小さくなっています。


太陽風は、速度が400km/秒から440km/秒へ少し上がり、
磁場強度も、5nTから7nTへ少し強まっています。
27日周期の図で数日間の変化を見ると分かりやすいですが、
特に目立った変化ではありません。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向になっています。
このため、磁気圏の活動も連続的に発生していて、
AE指数は、300〜500nTの変化がずっと見られています。


SDO衛星AIA193の太陽写真では、
注目していた北半球のコロナホールは、
西の端に去りつつあります。
緯度が高めだったためか、
地球への影響はそれほど大きくなりませんでした。

一方、東側(左側)の赤道付近には、
次のコロナホールが見えています。
3日ほど経つと、太陽の中心に達しそうです。


放射線帯の高エネルギー電子は、今日にかけて減少して、
GOES15(青線)でも、1000近くまで下がっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。