宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:47)
今日、C1.9の小規模フレアが発生しました。
また、M1.1の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/23 02:00 C1.9
3/22 15:58 M1.1
3/21 19:12 C2.7

黒点  3/22 (NOAA)
磁場 フレア
2004 5 β ---
2005 1 α C5
2008 11 β C2
2010 13 βγ ---
2011 12 β M1
2013 1 α C3
2014 12 βγ C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:37 477 +2.6
-2 h 504 +5.4
-4 h 485 +3.2
-6 h 477 +5.1
-8 h 440 +4.6
-10 h 434 +1.3
-12 h 433 +1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 -5 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^0
3/23 0.4 1x10^1
3/22 0.4 1x10^1
3/21 0.4 7x10^0
3/20 0.4 6x10^0
3/19 0.4 9x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 3/18 15:09 太陽風は低速です。太陽の東端でC3.4のフレアが起きています。
2014/ 3/19 14:14 太陽風は低速ですが、磁場が南に振れてオーロラの活動も少し高まっています。
2014/ 3/20 15:09 M1.7の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2014/ 3/21 13:20 太陽風は低速で穏やかです。太陽のフレアも少なくなっています。
2014/ 3/22 12:29 太陽風の磁場が少し強まっています。太陽は穏やかになっています。
最新のニュース

2014/ 3/23 08:47 更新
太陽風は500km/秒の高速風になっています。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

昨日の午後、22日16時(世界時22日7時)に、
太陽の西端の2011黒点群で
M1.1の中規模フレアが発生しました。
続いて、22日18時(世界時22日9時)に、
隣の2005黒点群でC4.8の小規模フレアが発生しています。

規模は2011群のフレアの方が大きいですが、
2005群で起きたフレアは、CMEの発生を伴っています。
SOHO衛星LASCO C3の動画を見ると、
右上に向かって白いガスが噴き出しています。
その前に右横に向かって噴き出すCMEも起きていますが、
これは裏側の現象です。

CMEは斜め方向に飛び出しているので、
地球への影響は見られないか、
到来しても小さい変化でしょう。


太陽風は、昨日のニュース以降更に速度が上がり、
今日未明に500km/秒に達して高速風になっています。
それに伴って磁場強度は10nTから7nTに少し下がっていますが、
依然やや強まった状態です。

磁気圏への影響を左右する太陽風磁場の南北成分は、
ほとんどの時間帯で北寄りに推移しています。
一時的に0nTに近づいた時に、
AE指数300nTの小規模のオーロラ活動が起きています。

今回の高速風は、SDO衛星AIA193で西側に見えていた
コロナホールの影響かもしれません。
コロナホールの規模は小さかったので、
高速風は短い期間で終わるのではないでしょうか。



2011黒点群のM1.1と、2005群のC4.8フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース )


2005黒点群で発生したC4.8フレアに伴うCME。SOHO衛星LASCO C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。