宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 3/21 13:20 更新 太陽風は低速で穏やかです。太陽のフレアも少なくなっています。 担当 篠原 日本時間で昨日の朝にあたる、 世界時19日22時半頃のオーロラの写真を、 ノルウェー・スバールバル島の全天カメラが撮影していました。 と言っても、下の方にちらちらと見える弱いオーロラです。 春分を迎えて、国立極地研究所のスバールバル島全天カメラは そろそろ撮影を終了しそうです。 一昨日のトロムソ同様、今期最後の写真掲載になるかもしれません。 太陽風の速度(ACEの図の黄色線)は、 330km/秒から350km/秒の幅で少しだけ変化していますが、 低速の状態は続いています。 昨日強まりかけていた磁場強度(白線)は、 昨日の夕方頃に10nTにまで上がりましたが、 すぐに下がり、再び5nTと平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分(赤線)は、 北を向いたり(プラス方向)、南を向いたり(マイナス方向) ゆっくりと変化しています。 磁気圏の活動度もこれに対応して、 AE指数は、小さい変化をしたり、 変化がなくなったりしています。 現在の磁場は南寄り(マイナス)になっているので、 カナダやアラスカのライブカメラで 弱いオーロラ活動が見られるかもしれません。 太陽は、昨日のM1.7以降は、2014群でC2.7、C2.9、C1.2と 小さいフレアが発生したくらいで、落ち着いています。 少し休んで再び活動を高めるということも良くあるので、 引き続き注目して下さい。 太陽の可視光写真では、 南半球側の右端から2011、2008、2010、2014と 4つの黒点群が一列に並んでいます。 黒点がにぎやかに見られるのも、 太陽の活動周期の極大ならではです。 フレアだけでなく、この様な光景にも注目して下さい。 ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenで全天カメラによって撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 南半球に並ぶ、2011、2008、2010、2014黒点群(右から)。SDO衛星の可視光写真。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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