宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:29)
昨日、C2.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/22 --- ---
3/21 19:12 C2.7
3/20 22:48 C2.9
21:15 C2.4
12:35 M1.7
10:51 C8.3
09:18 C2.0
04:39 C3.1
01:19 C3.3

黒点  3/22 (NOAA)
磁場 フレア
2004 5 β ---
2005 1 α ---
2008 11 β C2
2010 13 βγ M2
2011 12 β ---
2013 1 α C3
2014 12 βγ C8

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 386 +3.5
-2 h 363 +3.8
-4 h 346 +4.2
-6 h 349 +2.0
-8 h 353 +5.2
-10 h 357 +3.9
-12 h 366 -2.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -5 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^0
3/22 0.4 1x10^1
3/21 0.4 7x10^0
3/20 0.4 6x10^0
3/19 0.4 9x10^0
3/18 0.3 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 3/17 14:40 フィラメント噴出によりCMEが発生しています。太陽風は低速です。
2014/ 3/18 15:09 太陽風は低速です。太陽の東端でC3.4のフレアが起きています。
2014/ 3/19 14:14 太陽風は低速ですが、磁場が南に振れてオーロラの活動も少し高まっています。
2014/ 3/20 15:09 M1.7の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2014/ 3/21 13:20 太陽風は低速で穏やかです。太陽のフレアも少なくなっています。
最新のニュース

2014/ 3/22 12:29 更新
太陽風の磁場が少し強まっています。太陽は穏やかになっています。

担当 篠原

太陽風は、350km/秒と低速の風が続いていましたが、
今朝くらいから少し上がって、
400km/秒近くになっています。
それに先立つ様に、
太陽風の磁場強度も昨夜から少しずつ強まって、
9nTくらいに上がっています。

SDO衛星AIA193では、太陽の中央に見えていたコロナホールが、
西側の半分近くに移動しています。
この領域の影響が及び始めているのかもしれません。
変化としては小規模に留まりそうですが、
この後の太陽風の変化に注目して下さい。


太陽風のグラフの前半は、磁場が南向きに振れています。
このため、磁気圏ではオーロラの活動度が高まって、
AE指数には300〜500nTの小規模の変化が発生しています。

太陽風の磁場は、図の後半は北向きに切り替わり、
磁気圏も静かになって、AE指数は変化がなくなっています。

このまま北寄りが続くと、磁気圏も穏やかですが、
磁場の傾向が変わって南向きに振れれば、
磁場強度が高まっているので、
オーロラの活動はより強まりやすくなります。


太陽は、北東(左上)の2013黒点群で
C2.7の小規模フレアが発生し、
1014、2008群でもC1の小さいフレアが5回発生しています。
活動は全体的に下がっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。