宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 3/22 12:29 更新 太陽風の磁場が少し強まっています。太陽は穏やかになっています。 担当 篠原 太陽風は、350km/秒と低速の風が続いていましたが、 今朝くらいから少し上がって、 400km/秒近くになっています。 それに先立つ様に、 太陽風の磁場強度も昨夜から少しずつ強まって、 9nTくらいに上がっています。 SDO衛星AIA193では、太陽の中央に見えていたコロナホールが、 西側の半分近くに移動しています。 この領域の影響が及び始めているのかもしれません。 変化としては小規模に留まりそうですが、 この後の太陽風の変化に注目して下さい。 太陽風のグラフの前半は、磁場が南向きに振れています。 このため、磁気圏ではオーロラの活動度が高まって、 AE指数には300〜500nTの小規模の変化が発生しています。 太陽風の磁場は、図の後半は北向きに切り替わり、 磁気圏も静かになって、AE指数は変化がなくなっています。 このまま北寄りが続くと、磁気圏も穏やかですが、 磁場の傾向が変わって南向きに振れれば、 磁場強度が高まっているので、 オーロラの活動はより強まりやすくなります。 太陽は、北東(左上)の2013黒点群で C2.7の小規模フレアが発生し、 1014、2008群でもC1の小さいフレアが5回発生しています。 活動は全体的に下がっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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