宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 3/10 15:01 更新 太陽でMクラスのフレアが4回発生しています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の東端の2002黒点群の活動が活発になっています。 昨日のニュース以降、M1.0、M1.0、M1.1、M1.0と、 Mクラスの中規模フレアを4回起こし、 Cクラスの小規模フレアも11回記録されています。 2002黒点群は、 昨日紹介したM1.4以降フレアが頻発するようになり、 GOES衛星のX線グラフは激しく変化しています。 黒点群の磁場構造の複雑さを示す指標も、 βγδ に高まっていて、この後もフレアの発生に注目してください。 太陽風の速度は、350km/秒から、 一時的に300km/秒を割るくらいまで下がりました。 現在は少し戻していますが、320km/秒と低速の状態です。 磁場強度も、3〜4nTとやや弱い状態が続いていて、 太陽風は穏やかです。 磁気圏も静かな状態が続いています。 AE指数のグラフにはほとんど変化が見られません。 SDO衛星AIA193のコロナホールは、 太陽の南半球の高緯度域を横断するように伸びています。 今のところ特に影響は見られず、 太陽風はこのまま穏やかに推移するかもしれません。 これから高速船で鹿児島に戻ります。 記事の更新も明日からは通常のペースに戻ります。 太陽の活動が強まっているので、注目しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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