宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:01)
今日、M1.2の中規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/10 12:50 M1.0
10:43 C3.7
09:18 M1.2
08:46 C2.7
07:33 C5.2
05:12 M1.0
03:51 C2.6
02:10 C3.3
3/ 9 23:33 C7.7
22:52 M1.0
22:26 C7.1
17:08 C4.9
15:58 C4.8
15:37 C3.4
13:37 C6.5
10:58 C3.0
08:26 M1.4
3/ 8 08:54 C3.4

黒点  3/10 (NOAA)
磁場 フレア
1990 1 α ---
1996 19 βγ C2
1998 5 β ---
1999 1 α ---
2000 7 β ---
2001 8 β ---
2002 12 βγδ M1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:56 315 -0.8
-2 h 306 +0.5
-4 h 291 +0.6
-6 h 277 -0.8
-8 h 296 -0.6
-10 h 310 -0.4
-12 h 330 +1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 -6 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -6 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
3/10 0.5 3x10^2
3/ 9 0.5 2x10^2
3/ 8 0.6 2x10^2
3/ 7 0.7 2x10^2
3/ 6 1.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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衛星電子予測 (JAXA)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 3/ 5 13:50 太陽風はやや高速です。Cクラスフレアが続いています。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2014/ 3/ 6 13:39 太陽は穏やかになっています。太陽風はやや高速です。
2014/ 3/ 7 10:02 太陽風、太陽は比較的穏やかです。カナダのオーロラと大火球写真をどうぞ。
2014/ 3/ 8 14:29 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかです。
2014/ 3/ 9 13:29 太陽風は次第に低速になり、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2014/ 3/10 15:01 更新
太陽でMクラスのフレアが4回発生しています。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽の東端の2002黒点群の活動が活発になっています。
昨日のニュース以降、M1.0、M1.0、M1.1、M1.0と、
Mクラスの中規模フレアを4回起こし、
Cクラスの小規模フレアも11回記録されています。

2002黒点群は、
昨日紹介したM1.4以降フレアが頻発するようになり、
GOES衛星のX線グラフは激しく変化しています。

黒点群の磁場構造の複雑さを示す指標も、
βγδ に高まっていて、この後もフレアの発生に注目してください。


太陽風の速度は、350km/秒から、
一時的に300km/秒を割るくらいまで下がりました。
現在は少し戻していますが、320km/秒と低速の状態です。

磁場強度も、3〜4nTとやや弱い状態が続いていて、
太陽風は穏やかです。


磁気圏も静かな状態が続いています。
AE指数のグラフにはほとんど変化が見られません。

SDO衛星AIA193のコロナホールは、
太陽の南半球の高緯度域を横断するように伸びています。
今のところ特に影響は見られず、
太陽風はこのまま穏やかに推移するかもしれません。



これから高速船で鹿児島に戻ります。
記事の更新も明日からは通常のペースに戻ります。
太陽の活動が強まっているので、注目しています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。