宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/10/17 10:08 更新 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風はやや高速です。 担当 篠原 太陽ではCクラスのフレアが続いています。 16日23時半(世界時16日14時半)に1865群で発生したC8.9を最高に、 以下、C3.7とC1〜2のフレアが8回ほど起きています。 GOES15衛星のX線カメラによる1日間の動画を掲載します。 あちこちの活動領域で次々とフレアが発生しているのが印象的です。 東側の領域でもフレアが何度か発生していて、 これらの領域が更に活動度を増す様だと、 今後太陽の中心に進んでくるので、地球への影響度も高まります。 太陽風は、速度がゆっくりと下がって、 昨日は500km/秒台前半の高速風でしたが、 現在は460km/秒とやや高速くらいの風になっています。 磁場強度は4nTで安定しています。 南北成分は、振れ幅は小さいですが、 南や北にゆっくりと振れながら変化しています。 磁気圏では小規模の活動が発生している様で、 AE指数は200〜500nTの弱い変化が続いています。 太陽風の高まりはゆっくりと弱まっていますが、 CMEの影響が突発的に到来する可能性もあります。 また、SDO衛星AIA193では、 北半球側の中心部にコロナホールが見えています。 4日後くらいに、この領域の影響が地球に到来しそうです。 27日周期の図の9月24〜25日の太陽風に見えている変化の回帰です。 前回は速度は400km/秒台に達した程度でしたが、 今回はどうなるでしょうか。 GOES-15衛星のX線カメラによる、1日間のフレアの様子。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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