ニュース発行時の
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宇宙天気概況
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Y. Obana
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最新状況 (12:32)
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今日、M1.2の中規模フレアが発生しました。 また、M1.3の中規模フレアが一昨日発生しています。 |
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。 |
磁気圏は静かです。 |
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。 |
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発生日 |
JST |
検出 |
10/18 |
11:48 |
C3.3 |
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09:56 |
C2.7 |
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00:04 |
M1.2 |
10/17 |
20:45 |
C4.8 |
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19:25 |
C5.8 |
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17:52 |
C2.6 |
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12:21 |
C4.7 |
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11:22 |
C2.3 |
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02:36 |
C1.9 |
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00:05 |
C1.8 |
10/16 |
23:23 |
C8.9 |
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18:10 |
C1.9 |
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14:19 |
C3.8 |
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12:30 |
C2.5 |
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08:31 |
M1.3 |
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05:00 |
C3.3 |
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02:00 |
C1.8 |
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00:22 |
C6.6 |
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時刻 JST |
速度 km/s |
南北磁場 nT |
12:26 |
386 |
+1.1 |
-2 h |
392 |
+0.6 |
-4 h |
399 |
+0.7 |
-6 h |
409 |
-1.2 |
-8 h |
413 |
-0.5 |
-10 h |
430 |
-0.5 |
-12 h |
448 |
-3.3 |
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時刻 JST |
環電流 nT |
沖縄擾乱 nT |
12:30 |
-16 |
-/ - |
-2 h |
-17 |
-/ - |
-4 h |
-19 |
-/ - |
-6 h |
-20 |
-/ - |
-8 h |
-21 |
-/ - |
-10 h |
-25 |
-/ - |
-12 h |
-22 |
-/ - |
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時刻 JST |
プロトン 10MeV |
電子 2MeV |
最新 |
0.1 → |
5x10^3 |
10/18 |
0.2 |
1x10^4 |
10/17 |
0.3 |
7x10^3 |
10/16 |
0.3 |
1x10^3 |
10/15 |
0.7 |
3x10^2 |
10/14 |
0.5 |
8x10^2 |
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- これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧 ・ 全リスト)
- 2013/10/13 12:38 M1.7の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速で穏やかです。
- 2013/10/14 12:32 太陽ではCクラスのフレアが続いていますが、活動はやや弱まっています。
- 2013/10/15 13:57 太陽風は500km/秒台の高速風になっています。Cクラスのフレアが続いています。
- 2013/10/16 12:21 1865黒点群でMクラスのフレアが2回発生し、活発な活動が続いています。
- 2013/10/17 10:08 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風はやや高速です。
- 最新のニュース
2013/10/18 12:32 更新
M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速になっています。
担当 篠原
深夜、18日0時(世界時17日15時)に、
太陽の西端近くの1861黒点群で、
M1.2の中規模フレアが発生しました。
1861群は、この前にもC5.8、C4.8などの
小規模フレアを起こしています。
一方、東の端から1875黒点群が現れ、
今朝、18日10時(世界時18日1時)に
C2.7の小規模フレアを起こしています。
また、東端の南半球側からも別の活動領域が近づいているようで、
今後は、こちら側が活動の中心になるかもしれません。
太陽風は、今日の未明から速度が一段下がり、
現在は370km/秒とやや低速の状態になっています。
磁場強度は4〜5nTと平均的です。
南北成分は、南寄りから、0nT付近に傾向が変化しています。
このため、磁気圏の活動を示すAE指数は、
前半は500nT前後の活動が続いていましたが、
後半は変化がほとんどなくなっています。
太陽風は、CMEなどの乱れは特に見られないまま、
低速の風になりました。
このままであれば、明後日くらいまで穏やかな状態が続き、
その後、コロナホールの弱い影響がやって来るかもしれません。
放射線帯の高エネルギー電子が、
GOES15衛星で10,000に達しています。
更に大きく上昇することはなさそうですが、
太陽風が静かであれば、減少もゆっくりと進みます。
SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)
SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC
リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT
27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線 ○はM以上 |
太陽風速度 km/sec |
セクター Bx (nT) |
IMF Bz,Bt nT |
沖縄変動 nT |
沖縄短期変動 nT |
静止軌道電子 /cm^2 s sr |
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太陽X線 ○はM以上 |
太陽風速度 km/sec |
セクター Bx (nT) |
IMF Bz,Bt nT |
沖縄変動 nT |
沖縄短期変動 nT |
静止軌道電子 /cm^2 s sr |
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GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC
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