宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/10/ 4 13:31 更新 太陽風は平均的な風に戻り、磁気圏も静かです。9月の黒点数は36.9に下がっています。 担当 篠原 SIDCより、9月の黒点相対数は36.9と発表されました。 30台に下がったのは、2月の38.1以来で、7ヶ月ぶりです。 1994年以降の長期変化のグラフを掲載します。 9月の黒点数は、最近の平均値からは大きく下がっていますが、 これまでも、数ヶ月に一度くらいはこのレベルまで下がっていて、 特別に珍しい状態ではありません。 現在の太陽は、10月に入ったくらいから、 再び黒点が目立つ様になっています。 黒点数は10月も低いままなのか、前のレベルに回復するのか、 注目して下さい。 その太陽では、今朝から東側の黒点群で、 C1.8、C2.5とCクラスの小規模フレアが2回発生しています。 この後も、同程度の活動が続くかもしれません。 太陽風は、乱れの領域は通り過ぎ、 速度は400km/秒、磁場強度は4nTと どちらも平均的な状態に戻っています。 磁場の南北成分は、北向きの状態が続いています。 このため、磁気圏の活動は静かになり、 AE指数は全く変化していません。 太陽風は、穏やかな状態が続きそうです。 速度は、更に300km/秒台へ下がっていくかもしれません。 (c) 黒点データ:SIDC、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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