宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:31)
今日、C2.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 4 12:16 C2.5
04:43 C1.8
10/ 3 --- ---
10/ 2 --- ---

黒点 10/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
1855 14 β ---
1856 2 β ---
1857 1 α C2
1858 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 402 +3.1
-2 h 397 +3.6
-4 h 411 +4.0
-6 h 418 +4.3
-8 h 418 +4.9
-10 h 411 +2.2
-12 h 419 +3.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -17 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 6x10^2
10/ 4 1.3 2x10^3
10/ 3 7.3 7x10^2
10/ 2 117.0 5x10^2
10/ 1 182.0 7x10^2
9/30 131.0 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 9/29 12:57 太陽風は280km/秒とかなり低速です。C1の小さいフレアが発生しました。
2013/ 9/30 11:28 太陽でフィラメント噴出が発生しました。CMEも発生しています。
2013/10/ 1 14:06 CMEによる太陽風の乱れは、明後日くらいに到来しそうです。太陽風はかなり低速です。
2013/10/ 2 12:24 フィラメント噴出による太陽風の乱れが到来しました。磁気圏の活動も強まっています。
2013/10/ 3 10:19 太陽風の乱れにより、磁気圏の活動が激しくなりました。フィンランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2013/10/ 4 13:31 更新
太陽風は平均的な風に戻り、磁気圏も静かです。9月の黒点数は36.9に下がっています。

担当 篠原

SIDCより、9月の黒点相対数は36.9と発表されました。
30台に下がったのは、2月の38.1以来で、7ヶ月ぶりです。

1994年以降の長期変化のグラフを掲載します。
9月の黒点数は、最近の平均値からは大きく下がっていますが、
これまでも、数ヶ月に一度くらいはこのレベルまで下がっていて、
特別に珍しい状態ではありません。

現在の太陽は、10月に入ったくらいから、
再び黒点が目立つ様になっています。
黒点数は10月も低いままなのか、前のレベルに回復するのか、
注目して下さい。


その太陽では、今朝から東側の黒点群で、
C1.8、C2.5とCクラスの小規模フレアが2回発生しています。

この後も、同程度の活動が続くかもしれません。


太陽風は、乱れの領域は通り過ぎ、
速度は400km/秒、磁場強度は4nTと
どちらも平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、北向きの状態が続いています。
このため、磁気圏の活動は静かになり、
AE指数は全く変化していません。

太陽風は、穏やかな状態が続きそうです。
速度は、更に300km/秒台へ下がっていくかもしれません。



太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:SIDC、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽放射線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。