宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:58)
今日、C1.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 5 09:05 C1.7
12/ 4 --- ---
12/ 3 09:05 C1.1

黒点 12/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1621 8 β ---
1623 4 β ---
1625 4 β ---
1626 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:47 369 +1.1
-2 h 398 +0.6
-4 h 395 +0.9
-6 h 400 -0.9
-8 h 414 +0.8
-10 h 420 +0.2
-12 h 437 +1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -3 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h 7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
12/ 5 0.3 5x10^1
12/ 4 0.3 7x10^1
12/ 3 0.3 7x10^1
12/ 2 0.4 3x10^2
12/ 1 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/11/30 12:25 太陽風は低速です。この後、太陽風の乱れが到来する可能性があります。
2012/12/ 1 12:36 太陽風は、低速の状態が続いています。太陽も落ち着いています。
2012/12/ 2 13:50 太陽風の磁場が強まっています。速度は低速のままです。
2012/12/ 3 12:01 太陽風は300km/秒とかなり低速です。太陽も静かです。
2012/12/ 4 13:02 太陽風の速度が400km/秒近くに上がっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2012/12/ 5 12:58 更新
太陽風の速度は450km/秒に少し高まりました。現在は下がっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜、4日19時(世界時4日10時)頃に
450km/秒近くまで高まりました。
その後ゆっくりと低下して、
現在は370km/秒と再び低速の風に戻っています。

一方、磁場強度は速度の高まりとともに弱まり、
昨夜以降は5nTを割って、2〜3nTと現在は弱くなっています。

磁場の南北成分は、昨日のニュース以降は北寄りに戻っています。
そのため磁気圏は穏やかで、
AE指数のグラフはほとんど変化していません。


27日周期の図を見ると、太陽風速度の高まりは、
前周期に比べるとずいぶん小さくなってしまいました。
来月は消えてしまいそうです。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
コロナホールは特に見られず、
太陽風はこの後も穏やかな状態が続きそうです。


太陽のフレア活動は穏やかな状態が続いています。

今朝、5日9時(世界時5日0時)にC1.7の小規模フレアが起きています。
発生箇所は、太陽の東の端です。
この後、どの様な領域が現われるでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。