宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 7/28 11:05 更新 太陽風の磁場が強まっています。高速風が近付いている可能性があります。 担当 篠原 太陽風に変化が始まっています。 今朝、28日4時(世界時17日19時)頃から磁場強度が強まり始め、 6時間ほど経過した現在、13nTまで強まっています。 太陽風速度の変化はまだ見られず、360km/秒前後と低速のままです。 掲載のACEのグラフでは大きく揺れているように見えますが、 これはグラフの縦軸の関係で、振れ幅は30km/秒程度です。 この変化から、コロナホールによる高速太陽風が近付いている可能性があります。 27日周期の図を見て下さい。 前周期の6月30日にも、磁場の強まりと速度の高まりが発生しています。 現在、この変化の回帰を見ているのかもしれません。 引き続き注目してください。 太陽風の磁場は強まっていますが、南北成分は完全に北を向いています。 このため、磁気圏は静穏で、 AE指数は全く変化していません。 しかし、磁場強度が強まっているため、 今後、磁場が南向きに反転する様な変化が発生すると、 磁気圏の活動も一気に高まります。 この変化にも注目してください。 太陽では、1528黒点群で27日13時(世界時17日4時)にC5.0、 1532黒点群で28日2時(世界時27に17時)にM2.7と、 大きめのフレア活動が発生しました。 1528群では小さなフレア活動が続いていて、 今後も小規模のフレアを起こしそうです。 また、南東の1532黒点群は大きな姿を見せています。 これからどのような活動をするのでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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