宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:05)
昨日、C1.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/23 --- ---
7/22 08:20 C1.4
7/21 --- ---

黒点  7/23 (NOAA)
磁場 フレア
1525 6 β ---
1526 3 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:55 442 +0.1
-2 h 450 +0.9
-4 h 455 +1.0
-6 h 465 -0.4
-8 h 477 +0.6
-10 h 474 +1.0
-12 h 479 +1.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -17 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.7 2x10^3
7/23 1.4 3x10^3
7/22 4.3 4x10^3
7/21 24.5 1x10^4
7/20 79.2 2x10^4
7/19 79.6 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 7/18 11:00 太陽風の変化は終わり、磁気圏も穏やかです。ニュージーランドの素晴らしいオーロラをご覧ください。
2012/ 7/19 09:30 1520黒点群が沈んで行きます。太陽風、磁気圏は穏やかです。ニュージーランドのオーロラの写真を紹介します。
2012/ 7/20 11:04 西の端の1520黒点群でM7.74の中規模フレアが発生しました。CMEが噴出しています。
2012/ 7/21 13:04 太陽は黒点も少なく、穏やかです。太陽風は平均的な状態です。
2012/ 7/22 13:54 太陽は穏やかです。太陽風は高速になっています。STEREO衛星から見た先週のCMEの動画をどうぞ。
最新のニュース

2012/ 7/23 12:05 更新
太陽風は平均的な速度に戻りつつあります。太陽は静かです。

担当 篠原

昨日、500km/秒に高まっていた太陽風の速度は、
昨夜、22日22時(世界時22日13時)頃からゆっくりと下がり、
現在は440km/秒と平均的な速度に戻りつつあります。

磁場強度も弱まる傾向にあって、
6nTから3nT近くまでゆっくりと下がっています。

コロナホールは規模が小さかったので、
太陽風への影響ははっきりしていない様です。


太陽風の磁場が南に振れて、
磁気圏では中規模のオーロラ活動が発生しています。
AE指数は、太陽風の変化が比較的大きかった前半に、
500nT程度の活動を記録しています。

今日は昭和基地の全天カメラによる動画を掲載します。
ただし、AE指数の図の後半、
世界時22時前後の250nTほどの小さな変化の時のオーロラです。
昭和基地にとっては高緯度側にあたる南の低い空(写真の上の方)
でオーロラの活動が起きています。
オーロラの帯が次々と東から西に(写真の右から左に)
流れて行く様子をご覧ください。


太陽は、1525群、1526群どちらも小さく、
目立ったフレア活動も起きていません。

北東(左上)の端から新しい黒点が顔を出しています。
また、この写真ではほとんど分かりませんが、
南東(左下)の端からも黒点が姿を見せています。
位置的に考えて、激しいフレア活動を起こした1513群と1515群が生き残って
再びこちら側に現われたのではないかと思います。




南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された、オーロラの活動。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の東端の南北に現われた黒点群、1513群と1515群の再出現かもしれません。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。