宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 7/19 09:30 更新 1520黒点群が沈んで行きます。太陽風、磁気圏は穏やかです。ニュージーランドのオーロラの写真を紹介します。 担当 篠原 昨日に続いて、ニュージーランドのオーロラを紹介します。 昨日の写真の翌日、16日の夜に撮影されたオーロラです。 今回の太陽風磁場の強い南向きは、30時間にわたって続きました。 このため、お昼をはさんだ次の夜も激しいオーロラの発生となった様です。 前夜の写真とはオーロラの見え方に違いがあるのが興味深いです。 また、ふもとの光は、クィーンズタウンの街明かりだそうです。 米戸さんによると、2晩連続で発生したので睡眠不足で大変だった様です。 素晴らしい写真をありがとうございました。 太陽では、とうとう1520黒点群が西に沈んで行きます。 SDO衛星の拡大写真では、ぎりぎりに沈んで行く姿が見えました。 最後になるのか、今朝、19日7時(世界時18日22時)に、C4.5の小規模フレアを起こしています。 この後は太陽の裏側での活動です。 残る黒点はどれも小さく、太陽は静かな状態が続きそうです。 太陽風は、速度が470km/秒から430km/秒へ少し下がり、 平均的な状態になっています。 磁場強度も5nTから4nTと平均的な強さで安定しています。 磁気圏も穏やかで、AE指数は小さな変化が時々見えている程度です。 この後も太陽風は平均的な状態が続きそうです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南半球側に小さなコロナホールが見えている程度です。 (c) 米戸 実氏 ニュージーランド南島クィーンズタウンで、米戸実さんにより撮影された7月16日のオーロラ。 (c) 米戸 実氏 SDO衛星の可視光写真による、太陽の西に沈む1520黒点群。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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