宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 6/11 12:15 更新 黒点数の推移を紹介します。太陽はM1のフレアが発生しています。太陽風は穏やかです。 担当 篠原 5月の太陽の黒点相対数が、SIDCより発表されています。 それによると月平均値は69.0でした。 1994年以降の推移をグラフにまとめます。 ゆっくりした長期変化(赤線)を追いかけると、 5月の値はちょうどその傾向に乗っている様に見えます。 第24活動周期は、そろそろピークに達すると考えられています。 この様子だと、前周期に対して半分くらいの高さで終わってしまいそうです。 その太陽では、昨日、10日15時半(世界時10日6時半)に、 東端の1504黒点群でM1.3の中規模フレアが発生しています。 この黒点群は、現在最も活動的な様で、 昨日の記事で1499群で発生したとお知らせしたM1.9、M1.8の2つの中規模フレアも、 正しくは1504群だった様です。 今日のNOAAの報告では、1499から1504へ修正されていました。 GOESの動画では、両方が前後して光っていたので区別はできませんでした。 太陽は、1506群、1507群と2つの黒点番号が増えています。 引き続き、Cクラス、Mクラスフレアの発生に注意してください。 太陽風は、平均的な速度で安定しています。 昨日から440km/秒の状態が続いていたのが、今朝、420km/秒に若干下がった程度です。 磁場強度も、5nT前後と平均的な値です。 磁気圏は全体的には静穏の様です。 AE指数は300nTの小規模の変動が時々見られています。 太陽風は、今後も穏やかな状態が続きそうです。 SDO衛星AIA193を見ると、北半球の高緯度寄りに小さなコロナホールがあります。 多少、影響が見られるでしょうか。 (c) SIDC、(作図 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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