宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 6/10 13:32 更新 Mクラスのフレアが発生しました。太陽風は平均的な風になり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 昨夜、1499黒点群でMクラスの中規模フレアが2回発生しました。 9日20時半(世界時9日11時半)のM1.9と、 10日2時(世界時9日17時)のM1.8です。 GOES衛星のX線のグラフの真ん中に、2本並ぶようにフレアの変化が発生しています。 また、並行するように、 東南の端から現れた新しい活動領域でもフレアの活動が起きています。 この領域には、1504黒点群、1505黒点群という番号が付けられました。 また、東端の北半球側からも新しい黒点が顔を出しています。 今後はこちらの活動領域の動きに注意が必要でしょう。 太陽風は引き続き速度が低下し、 現在、400km/秒と平均的な速度に戻っています(ACEの図の黄色線)。 磁場強度(白線)も、4〜6nTと平均的な強度です。 27日周期の図で前周期の変化を参考にすると(5月14日以降の変化)、 速度の低下はこの辺りまでで終わって(300km/秒台まで下がらず)、 今後は400km/秒前後の穏やかな風が続きそうです。 磁気圏のオーロラ活動も静かになっています。 AE指数のグラフはほとんど変化していません。 放射線帯の高エネルギー電子は、今日も高い状態を保っています。 太陽風が穏やかになると、高エネルギー電子の減少はとてもゆっくりです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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