宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/ 1/12 14:55 更新 太陽風速度の高まりは終わって、現在は400km/秒付近です。Cクラスのフレアも起きています。 担当 篠原 昨日のニュースの後も太陽風の速度はゆっくり上昇し、 11日20時(世界時11日11時)頃に500km/秒に達しました。 その後、半日ほどこの速度で安定していましたが、 今朝に入って下がり始め、現在は420km/秒と平均的な速度に戻っています。 太陽風は、磁場強度も5nTから3nTに下がっています。 今回は、1日程度の小さな速度の高まりでした。 AE指数もほとんど変化はなく、磁気圏のオーロラ活動は穏やかでした。 SDO衛星AIA193では、 南北に細長いコロナホールが太陽の中心近くに来ています。 4日後の16日頃の太陽風に影響が見られるかもしれません。 太陽は、西端の1393黒点群と、東側の1395黒点群で、 C1〜C3の小規模フレアが数回発生しています。 それ以上規模が大きくなることもなく、現在は落ち着いています。 今朝、5時51分に内之浦から宇宙花火のロケット実験が行われました。 学校からロケットが打ち上がって行く様子は見ることができましたが、 宇宙花火は、明るさが足りなかったのか、全く見ることができませんでした。 写真に撮りたかったのですが、残念でした。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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