宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 1/10 09:58 更新 400km/秒台前半の太陽風が続き、弱いオーロラ活動が頻繁に起きています。 担当 篠原 太陽風は、420〜440km/秒の速度で安定した状態が続いています。 27日周期の図を見ると、速度の緑色の線は、 1月6日以降4日間にわたって見事なくらいにまっすぐ続いています。 前周期の太陽風グラフでは、12月14日に速度が下がっています。 これは、今周期の図では今日に相当します。 このため、太陽風はそろそろ低速風に変わって行きそうですが、 一方、太陽風の磁場強度は5nTと平均的な強さを保っています。 速度が下がり始める時には、 磁場強度も3nTくらいに弱まっていることが多いので、 速度はまだしばらく下がらないのかもしれません。 今日以降、太陽風の速度はどの様に変化するでしょうか。 SDO衛星AIA193を見ると、 太陽の中心やや南寄りに見えるコロナホールは、 太陽の中心線を通過しているところです。 13日前後は太陽風の速度が少し上がるかもしれません。 AE指数を見ると、200〜400nTの小規模の変化が頻繁に発生しています。 ACE衛星の太陽風磁場の南北成分は、 所々で-5nTくらいの南向きに振れる変化が起きています。 この影響が現れているのでしょう。 太陽では、現在見えている1391、1393、1395の3つの黒点群で、 それぞれC1〜C2の小さな小規模フレアが発生しています。 これらの黒点群は特に活動的という様子ではありませんが、 今後も現状のような小規模フレアの発生が見られそうです。 学校は今日から授業開始です。 学生達が帰ってきて、校内はにぎやかになっています。 記事の更新も慌ただしくなってしまいます。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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