宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:58)
今日、C2.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/10 05:00 C2.7
1/ 9 --- ---
1/ 8 22:10 C1.8
14:56 C1.9
12:21 C2.9
11:03 C5.0

黒点  1/10 (NOAA)
磁場 フレア
1389 1 α C2
1391 22 βγ C1
1392 1 α ---
1393 15 βγ C3
1395 1 α C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:45 431 +2.6
-2 h 417 +3.8
-4 h 431 +2.8
-6 h 428 +1.0
-8 h 434 -1.1
-10 h 433 +3.5
-12 h 437 +1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -8 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
1/10 0.4 2x10^2
1/ 9 0.4 3x10^2
1/ 8 0.4 1x10^2
1/ 7 0.3 5x10^1
1/ 6 0.3 7x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 1/ 5 14:38 太陽風は更に低速になっています。太陽のフレア活動も静かです。
2012/ 1/ 6 12:56 太陽でCMEの噴出が置きました。コロナホールの影響で太陽風の速度がやや上がっています。
2012/ 1/ 7 12:03 太陽風は440km/秒に少し上がり、小規模のオーロラが発生しています。
2012/ 1/ 8 08:57 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も比較的穏やかです。
2012/ 1/ 9 10:21 太陽風は400km/秒台前半で安定し、磁気圏も静穏です。C5のフレアが発生しています。
最新のニュース

2012/ 1/10 09:58 更新
400km/秒台前半の太陽風が続き、弱いオーロラ活動が頻繁に起きています。

担当 篠原

太陽風は、420〜440km/秒の速度で安定した状態が続いています。
27日周期の図を見ると、速度の緑色の線は、
1月6日以降4日間にわたって見事なくらいにまっすぐ続いています。

前周期の太陽風グラフでは、12月14日に速度が下がっています。
これは、今周期の図では今日に相当します。
このため、太陽風はそろそろ低速風に変わって行きそうですが、
一方、太陽風の磁場強度は5nTと平均的な強さを保っています。
速度が下がり始める時には、
磁場強度も3nTくらいに弱まっていることが多いので、
速度はまだしばらく下がらないのかもしれません。
今日以降、太陽風の速度はどの様に変化するでしょうか。

SDO衛星AIA193を見ると、
太陽の中心やや南寄りに見えるコロナホールは、
太陽の中心線を通過しているところです。
13日前後は太陽風の速度が少し上がるかもしれません。


AE指数を見ると、200〜400nTの小規模の変化が頻繁に発生しています。
ACE衛星の太陽風磁場の南北成分は、
所々で-5nTくらいの南向きに振れる変化が起きています。
この影響が現れているのでしょう。


太陽では、現在見えている1391、1393、1395の3つの黒点群で、
それぞれC1〜C2の小さな小規模フレアが発生しています。
これらの黒点群は特に活動的という様子ではありませんが、
今後も現状のような小規模フレアの発生が見られそうです。



学校は今日から授業開始です。
学生達が帰ってきて、校内はにぎやかになっています。
記事の更新も慌ただしくなってしまいます。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。