宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/11/ 7 10:51 更新 太陽のフレア活動は弱まっています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。 担当 篠原 1339黒点群は、今日も大きな姿を見せています。 今日の鹿児島はよい天気なので、日食メガネをとり出して、 肉眼で太陽を観察してみました。 すると、左側に1339黒点群らしき黒い点が見えていました。 もし、日食用などの太陽観察専用眼鏡などをお持ちでしたら、 観察に挑戦してみてはいかがでしょうか。 (ただの黒いフィルムなどでは、赤外線は通り抜けていることがあります。 必ず専用品を使用して下さい) その1339黒点群は、フレアの勢いが弱まってきました。 昨日の午後、6日15時(世界時6日6時)にM1.4を起こした後は、 C8.8、C5.3を起こした程度で、フレアの回数も強度もともに下がっています。 このまま弱まって行くのか、一休みして再び活動を強めるのか、 この後も注目してください。 一方、南半球側の1338黒点群が、C2.3、C2.0、C1.2、C1.7と、 Cクラスの小さめのフレアですが、次々起こすようになっています。 黒点の数も増えていて、更に発達するようであれば注意が必要でしょう。 太陽風は、速度が280km/秒から320km/秒に上がっていますが、 かなり遅い速度のままです。 磁場強度も5nTから現在は2nT近くに下がり、穏やかです。 磁場の南北成分も北寄りから、現在は0nT付近で変化していて、 磁気圏への影響はとても小さくなっています。 このため、オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは全く変化していません。 太陽風は、このまま低速の穏やかな状態が続きそうです。 太陽放射線は順調に減少して、静穏な状態に戻りつつあります。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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