宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/11/ 6 14:10 更新 1339黒点群では、Mクラスのフレアが繰り返し発生しています。磁気圏は静穏です。 担当 篠原 昨日のニュース以降、1339黒点群で、 Mクラスの中規模フレアが繰り返し発生しています。 5日12時(世界時5日3時)にM3.7、 5日20時(世界時5日11時)にM1.1、 6日5時半(世界時5日20時半)にM1.8、 6日10時(世界時6日1時)にM1.2の4つです。 1339黒点群は、大きくて複雑な形を保っています(1枚目に掲載)。 今後もMクラスや、Xクラスなどの大きなフレアが発生する可能性があります。 また、南半球側の1338黒点群や、 東端の活動領域でもフレア活動が見られ、 太陽は様々な場所で活動が発生しています。 また、太陽から北寄りにCME(太陽ガスの放出現象)が噴き上がっています。 フィラメント噴出によるものの様です。 SOHO LASCO C3の動画(青)では、太陽の上側を囲む様に広がっています。 STEREO Aheadの動画(赤)では、ガスは左上に向かって噴き上がっています。 STEREO Aheadの写真では、地球は左の横方向にあるので、 CMEの濃い部分は地球とはやや外れた方向に向かっています。 噴出の速度も遅いので、4日後の9日くらいの太陽風に、 多少影響が見られるかもしれません。 太陽風は、速度は300km/秒を割り、かなり遅くなっています。 磁場強度は6nTと平均的な強さで安定しています。 コロナホールの影響は特になく、静かな太陽風が続いています。 磁気圏活動も静穏だと思われますが、AE指数のグラフは真っ白です。 データ処理過程のどこかが止まっている様です。 太陽風は、今後も穏やかな状態が続き、 磁気圏も静かでしょう。 また、太陽放射線は、ゆっくりと低下しています。 SDO衛星による1339黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA) 太陽の北寄りに噴出するCME。STEREO Aheadからは左方向に地球がある。 (c) SOHO (ESA & NASA)、STEREO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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