宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2011/ 9/28 11:44 更新 太陽風の速度は下がり、擾乱は終わりつつあります。フレアも減少しています。 担当 篠原 CMEの擾乱によって、 700km/秒まで上昇した太陽風の速度は、 昨日のニュース以降はゆっくりと下がり続け、 現在は500km/秒です。 まだ、高速太陽風の範囲ですが、 この後も低下は続くでしょう。 今日いっぱいで、普通の状態に戻りそうです。 一方、オーロラの活動は、 昨日の様な華々しさはありませんが、 AE指数で700〜1200nTと活発な活動が続いています。 太陽風の速度が高いことと、 磁場が、振れ幅は小さいですが、 南によく向いているからでしょう。 太陽風の速度が下がることで、 オーロラ活動もこの後は次第に小さくなるでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、 増えていますが、値は1000程度です。 こちらの変化は、明日も注目してください。 太陽のフレア活動は、更に弱まっています。 1302黒点群は、今朝、28日5時半(世界時27日20時半)に C6.4の小規模フレアを起こしていますが、 この他は、C1〜2のフレアを起こしている程度です。 可視光の写真を見ると、 黒点の規模は小さくなっている様です。 活発な活動も、ここまででしょうか。 太陽放射線は、ゆっくりと下がり続けています。 今日は、名古屋へ出張の途中で更新しています。 動画などのチェックができず、 簡単な分析になっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |