宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 9/14 16:06 更新 太陽風の速度は下がり始め、高速風は後半に入っています。オーロラの活動は弱まっています。 担当 篠原 太陽の可視光写真では、かなり多くの黒点群が見えています。 番号が付いているもので8黒点群、 更に、1290群の右下、1295群の左下にも新しい黒点が現われていて、 ずいぶんにぎやかな太陽面になっています。 フレア活動も、C1〜3くらいの小規模フレアばかりですが、 数時間おきに発生が続いています。 現在活動的なのは、東端の1295黒点群です。 太陽風は、少し速度を下げ、 600km/秒から540km/秒ほどに変化しています。 高速状態は続いていますが、磁場強度が5nTから3nTへ下がり、 高速風領域としては後半に入っていると思われます。 また、10日に発生したCMEの影響は特に発生していません。 時間的に考えて、変化はもう来ない様に思います。 高速風は弱まりながらも続いていますが、 磁場の南北成分が北寄りに変わったため、オーロラの活動は急に減少しています。 今日のAE指数のグラフは、後半は変化がとても小さくなっています。 太陽風は、ゆっくりと速度を下げて行くでしょう。 SDO AIA193には目立ったコロナホールはないことから、 これからしばらく、穏やかな太陽風が続きそうです。 このため、オーロラの活動も弱い状態が続くと思われます。 放射線帯の高エネルギー電子は、昨日よりもやや下がっています。 今後は減る方向だと思います。 今日はバンクーバーから更新しています。 今日は曇っていたことも合って、少し肌寒いくらいの気候でした。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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