宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 9/11 07:43 更新 太陽風の乱れは続き、オーロラも活発に発生しています。 担当 篠原 太陽風の乱れは続いています。 速度はやや下がって、470〜500km/秒程度で推移しています。 高速風の状態ですが、それほど高い値ではありません。 一方、磁場強度は、10〜20nTに強まった状態が続いています。 速度が低めになっている分、太陽風の乱れはゆっくりと地球を通過するため、 磁場の強まりが長時間続いているのでしょう。 ACEの最新(右端)のデータを見ると、 速度が570km/秒程に高まり、反対に磁場強度は5nTに下がっています。 フレアが複数回発生していたので、次のCMEの領域に入ったのかもしれません。 オーロラの活動は、 昨日のニュースの後にAE指数で1500nTを超える変動が1度発生し、 その後、500〜1000nTの中規模の活動が8時間ほど続いて、 そこから変化がなくなっています。 これは、太陽風の磁場の南北成分が北向きに切り替わったためです。 今日の未明から再び南向きに振れるようになって、 オーロラの活動も高まっています。 この頃の、南極の昭和基地のオーロラを紹介します。 太陽風の乱れはまだ続きそうです。 CMEによる乱れは今日くらいで終わりそうですが、 そのまま、コロナホールの影響に入っていきそうです。 SDO衛星AIA193では、コロナホールが太陽の西側半分近くに進み、 そろそろ影響が地球に及ぶ目安のタイミングです。 放射線帯の高エネルギー電子は、低い値が続いています。 こちらは、引き続き変化に注目してください。 太陽では、1283黒点群でM1.1の中規模フレアが発生しています。 また、フィラメントの噴出現象が発生したようで、 SOHO LASCO C3で美しいCMEが観測されています。 発生場所から考えて、地球へもある程度影響が及びそうです。 今朝は、ウラジオストックより更新しています。 今日の午後、日本へ戻ります。 まだ暑いのでしょうね。 南極の昭和基地で、全天カメラにより撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所 SOHO衛星 LASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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