宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 9/ 5 07:52 更新 昨夜M3.2の中規模フレアが発生しました。磁気圏でオーロラがやや活発でした。 担当 篠原 昨夜、4日20時半(世界時4日11時半)に、 太陽の西の端ぎりぎりにあった1286黒点群で、 M3.2の中規模フレアが発生しました。 昨夜、速報としてGOES衛星のX線写真の動画を掲載しました。 どうぞ昨夜の記事もご覧ください。 1286黒点群は、その前に、C8.3、C9.0など大きめのCクラスフレアを起こしていました。 活動度が急に上がった様です。 そして、深夜5日0時(世界時4日15時)にもC5.8の小規模フレアを起こしています。 この後は、西の端に沈んでしまって、地球からは見えなくなっています。 現在の太陽面にも、1281、1283、1287黒点群などが見えていますが、 目立ったフレアは起こしておらず、太陽の活動は一旦落ち着きそうです。 太陽風は、昨夕から速度が350km/秒ほどに下がったものの、 今朝から再び400km/秒に上がっています。 太陽風の速さとしては、平均的な数値です。 磁場強度も5nTに下がり、落ち着いています。 一方、磁気圏では、500nT前後のオーロラ活動が活発に見られています。 最大の変化は1000nTを超える激しいものになっています。 ACEの図では、磁場の縦軸が大きくなってしまって細かい変化が見にくいのですが、 比較的南向きになっていたのかもしれません。 昭和基地のオーロラの様子を一枚掲載します。 今日くらいから、太陽の南半球に見えていたコロナホールの影響が 地球にやって来る可能性があります。 速度が一段上昇して、500km/秒台になるかもしれません。 27日周期の図で、8月8〜10日の高速風の回帰です。 これからウラジオストックに飛びます。 明日はカムチャッカへ移動になり、更新はできないだろうと思います (ネットにアクセスできれば行います)。 南極の昭和基地で、全天カメラにより撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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