宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 9/ 3 12:39 更新 太陽風の速度が380km/秒に上がっています。太陽のフレア活動は静かです。 担当 篠原 太陽風は、今朝まで280km/秒とかなり遅い状態が続いていたのですが、 3日8時(世界時2日23時)頃から、磁場強度と速度がゆっくりと上がり始めました。 そして、3日10時(世界時3日1時)に、磁場強度が15nTへ急に強まり、 その後速度も、350km/秒へ高まりました。 現在も、磁場強度は8nTと強まった状態です。 速度は380km/秒へ上がり、速さとしてはやや低速の範囲ですが、 磁場強度がまだ強まっていることから、速度はもう一段上昇するかもしれません。 原因ははっきりしませんが、太陽風の乱れが特に大きくなることはないでしょう。 1〜2日程度で落ち着くのではないでしょうか。 一方、5日以降は、太陽の南半球に見えているコロナホールの影響が予想されます。 太陽は、黒点があちこちにあってにぎやかですが、 フレア活動はそれほどでもなく、 3日0時(2日15時)に南半球の1281黒点群で C1.8の小規模フレアが発生した程度です。 ここ数日、ずっとこんな調子で推移しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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