宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 9/ 1 09:32 更新 太陽風の速度は330km/秒と低速です。太陽の黒点が目立っています。 担当 篠原 昨日、アクセス数500万件到達の記事を公開しました。 どうぞご覧ください. 太陽風の速度は、小幅ですが低下が続き、 現在は330km/秒とだいぶ遅くなっています。 磁場強度も2〜3nTに弱まったままです。 このため、磁気圏のオーロラ活動も穏やかで、 オーロラの活動度を測っているAE指数は、ほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193によると、太陽の南半球側に、 低緯度域から南極に向かってコロナホールが縦に細長く伸びています。 27日ごとに過去の位置と比較すると、コロナホールは少しずつ東(左)側にずれています。 5月以降のコロナホールの動きを動画にして掲載します。 この間の変化が良く分かります。 この様子では、高速太陽風の到来も 前周期より1日ほど遅れることになりそうです。 前周期が8月8日でしたので、今回は9月5日頃になるのではないでしょうか。 それまでは、低速の穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽では、中央付近の一番上の1282黒点群や、 南東(左下)の1281黒点群の発達が目立っています。 大きなフレア活動は起こしていませんが、今後の動きに注目して下さい。 黒点群の数も、ずいぶん多く見えています。 昨夜、31日20時(世界時31日11時)に、 東端の1283黒点群でC2.2の小規模フレアが発生しています。 4ヶ月間のコロナホールの位置の変化。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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