宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 8/ 8 08:59 更新 CMEによる高速の太陽風は終わりつつあります。太陽ではCクラスの小さなフレアが続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、ゆっくりと低下が続いています。 昨日は600km/秒ありましたが、現在は450〜500km/秒と高速風ぎりぎりです。 CMEによる高速太陽風は、地球を通り過ぎようとしています。 一方、磁場強度は、5nTから4nTにかけて安定しています。 コロナホールの影響は、まだ来ていないように思います。 しかし、CMEの高速風と混ざって、既にやって来ているのかもしれません。 今日、明日の太陽風の変化を見て下さい。 磁気圏では、高速風の影響を受けて、 小さなオーロラ活動が断続的に発生しています。 太陽風磁場の南北成分が、0nTから弱い南向きに変化しているためでしょう。 今日、明日は、コロナホールの影響で再び速度が上がるか、 あるいは、このまま低速風に向かうか注目してください。 その後は、4〜5日程度穏やかな太陽風が続き、 14、15日以降、次のコロナホールによる高速風に入りそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は、今日も増加は見られず、低いままです。 太陽では、西に傾いた1263黒点群が大きな姿を見せています。 C1〜2の小規模フレアを含む活動が続いていて、 もう一段大きなフレアを発生させる可能性もあります。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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