宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:18)
今日、M1.2の中規模フレアが発生しました。
また、M1.8の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/23 07:56 C3.0
07:30 C2.4
06:47 C2.8
04:30 C3.6
02:41 C4.3
01:57 C5.5
00:47 M1.2
4/22 22:41 C2.3
21:30 C3.1
19:52 C7.8
18:40 C2.6
16:52 C2.6
13:22 M1.8
10:16 C3.3
06:24 C4.6
4/21 23:34 C5.0
18:37 C8.6
04:30 C4.1

黒点  4/23 (NOAA)
磁場 フレア
1191 3 α ---
1193 16 β C2
1195 25 βγ M2
1196 6 β ---
1198 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:06 400 +0.9
-2 h 425 +1.9
-4 h 428 +1.8
-6 h 419 -0.2
-8 h 421 +0.3
-10 h 425 +1.5
-12 h 423 +0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -10 -3/ 7
-2 h -10 0/ 4
-4 h -10 -3/ 3
-6 h -10 -2/ 6
-8 h -10 -2/ 5
-10 h -9 -7/ 7
-12 h -12 -7/ 8

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^1
4/23 0.3 1x10^2
4/22 0.3 1x10^2
4/21 0.4 1x10^2
4/20 0.4 2x10^2
4/19 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 4/18 11:53 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。今後、高速風が始まる可能性があります。
2011/ 4/19 10:53 CMEの影響で、太陽風に小規模の乱れが発生しています。太陽は穏やかです。
2011/ 4/20 08:17 コロナホールの影響が始まり、太陽風の速度が高速になっています。太陽は静かです。
2011/ 4/21 09:14 500km/秒台の高速太陽風が続いています。一時的にオーロラ活動も激しくなりました。
2011/ 4/22 09:42 1195黒点群の活動が強まり、やや大きめのCクラスフレアを起こしてます。
最新のニュース

2011/ 4/23 10:18 更新
太陽でMクラスのフレアが2回発生しました。太陽風は穏やかです。

担当 篠原

太陽の南東(左下)に大きな姿を見せている1195黒点群が、
フレアの活動を強めて、Mクラスの中規模フレアを2回発生させています。
昨日の昼、22日14時(世界時22日5時)のM1.8と、
今日に入って、23日1時(世界時22日16時)のM1.2です。

この他にも、たくさんのCクラスフレアを起こしていて、
GOES衛星のX線グラフは激しい変化になっています。
27日周期の図のX線グラフも見て下さい。
4月20日までは静かだったグラフが、急に活発になっています。

黒点の様子も、昨日よりも一段大きくなっています。
引き続き、活発なフレア活動に注目して下さい。


太陽風は、速度が440km/秒から420km/秒にわずかに下がった程度で、
平均的な速度で安定しています。
最新の値は、400km/秒へもう少し下がっているようです。
また、磁場強度も5nTと平均的な強さで安定しています。

太陽風は、この後も穏やかに推移しそうです。

磁気圏も概ね静穏です。
オーロラの活動度を示すAE指数は、小さな変化に留まっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。