宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:45)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/24 --- ---
12/23 --- ---
12/22 --- ---

黒点 12/24 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:36 321 -3.2
-2 h 321 -2.3
-4 h 322 +1.1
-6 h 314 +5.3
-8 h 319 +1.0
-10 h 318 +2.6
-12 h 312 +2.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -9 -30/ 10
-2 h -4 -27/ 7
-4 h -6 -20/ 6
-6 h -5 -18/ 1
-8 h -5 -18/ 2
-10 h -8 -18/ 5
-12 h -10 -21/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
12/24 0.3 9x10^1
12/23 0.4 7x10^1
12/22 0.3 7x10^1
12/21 0.3 1x10^2
12/20 0.3 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/12/19 11:52 400km/秒と平均的な速度の太陽風が続いています。太陽は無黒点です。
2010/12/20 09:29 太陽風の速度が400km/秒に上がっています。太陽は無黒点です。
2010/12/21 11:43 太陽風磁場が安定した南向きになりました。16日のフィラメント噴出の影響かもしれません。
2010/12/22 12:16 太陽風は低速風になりました。小さい黒点が発生しています。
2010/12/23 09:30 太陽風は速度300km/秒へ下がりました。太陽も静穏です。
最新のニュース

2010/12/24 13:45 更新
300km/秒台前半の低速太陽風が続いています。太陽も静穏です。

担当 篠原

太陽風の速度は、310〜320km/秒と低速で安定しています。
磁場強度は、2nTから4nTへやや上がっていますが、平均的な状態よりは弱めです。

磁気圏の状態も穏やかに推移し、AE指数は全く変化していません。


27日周期の図によると、前周期のちょうど今頃に、
小規模の太陽風の高まりが発生しました。
これに対応する小規模の変動が、今後の太陽風に見られるかもしれません。
回帰のタイミングとしては、明日くらいですが、
今日のSOHO EIT195では、南半球側の中央部に小さなコロナホールが見えます。
この領域の影響も考慮すると、3日後くらいまで遅れるかもしれません。

SOHO EIT195では、太陽に大きなコロナホールなどは見られず、
これから1週間から10日程度は、穏やかな状態が続きそうです。


太陽の活動も静かです。
太陽の南西側(右下)に、小さな黒点が見えています。
NOAAの番号は付けられていませんが、
磁場の強まりもあるので、黒点はあるのだと思います。

SOHOのLASCO C2、C3によると、南西に向かってCME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。
フィラメントの噴出が発生したのではないでしょうか。
CMEの規模は小さく、方向も斜めなので、地球への影響はなさそうです。



高専は冬休みに入り、学生がいなくなった校舎は静まり返っています。
今年も残り1週間になりました。
宇宙天気は、穏やかな新年を迎えそうです。



SOHO LASCO C2、C3による、南西方向のCMEの噴出。
(c) SOHO (ESA & NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース


SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。