宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:30)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/23 --- ---
12/22 --- ---
12/21 --- ---

黒点 12/22 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 300 -1.4
-2 h 306 -1.7
-4 h 304 +1.2
-6 h 305 +0.5
-8 h 312 +1.0
-10 h 318 +1.0
-12 h 324 +0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -12 -23/ 4
-2 h -11 -21/ 3
-4 h -12 -23/ 3
-6 h -11 -24/ 4
-8 h -12 -22/ 4
-10 h -12 -23/ 3
-12 h -14 -24/ 4

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^1
12/23 0.3 7x10^1
12/22 0.3 7x10^1
12/21 0.3 1x10^2
12/20 0.3 8x10^2
12/19 0.4 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
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Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/12/18 13:25 太陽風の速度は、平均的な状態に戻りました。
2010/12/19 11:52 400km/秒と平均的な速度の太陽風が続いています。太陽は無黒点です。
2010/12/20 09:29 太陽風の速度が400km/秒に上がっています。太陽は無黒点です。
2010/12/21 11:43 太陽風磁場が安定した南向きになりました。16日のフィラメント噴出の影響かもしれません。
2010/12/22 12:16 太陽風は低速風になりました。小さい黒点が発生しています。
最新のニュース

2010/12/23 09:30 更新
太陽風は速度300km/秒へ下がりました。太陽も静穏です。

担当 篠原

太陽風は、更に速度が下がり、
300km/秒とかなり低速の風になっています。
磁場強度も弱く、2nTで安定しています。

磁気圏も静かです。
AE指数は、全く変化していません。

27日周期の図によると、前周期は11月27〜28日に小規模の速度上昇が発生しました。
太陽の北半球側、もしくは南半球側の小規模のコロナホールの影響と思われます。
これらのコロナホールは、今日のSOHO EIT195でも見えていますが、
どちらも規模はより小さくなっています。
このため、地球へ及ぶ影響もより小さくなっている可能性があり、
その場合、穏やかな太陽風がこのまま当分続くことになるでしょう。


太陽は、今度は南西(右下)側に、極く小さな黒点らしき点が見えています。
磁場の強まりも発生しているので、黒点だと思われます。
NOAA/SWPCの報告には特に記載はなく、番号も付けられていません。

フレア活動も全くなく、静かな太陽です。

SDOのデータは、更新が止まったままです。
地上のデータ処理システムに障害が発生したそうで、修理を待てとのことです。
衛星側の問題ではなく、一安心です。



SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。