宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:29)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/20 --- ---
12/19 --- ---
12/18 --- ---

黒点 12/19 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:06 395 +5.2
-2 h 385 +1.4
-4 h 359 +0.1
-6 h 359 +0.4
-8 h 364 +0.8
-10 h 369 +0.8
-12 h 375 +0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:59 -2 -17/ 12
-2 h -5 -27/ 2
-4 h -6 -27/ 6
-6 h -6 -25/ 4
-8 h -7 -29/ 3
-10 h -7 -26/ 4
-12 h -7 -25/ 5

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
12/20 0.3 8x10^2
12/19 0.4 4x10^2
12/18 0.4 1x10^3
12/17 0.4 1x10^3
12/16 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/12/15 13:17 太陽風は600km/秒台の高速風になり、オーロラの活動も強まっています。
2010/12/16 10:31 550km/秒の高速太陽風が続いています。オーロラの活動は小規模です。
2010/12/17 11:47 太陽風の速度は下がり始め、450km/秒とやや高速くらいです。
2010/12/18 13:25 太陽風の速度は、平均的な状態に戻りました。
2010/12/19 11:52 400km/秒と平均的な速度の太陽風が続いています。太陽は無黒点です。
最新のニュース

2010/12/20 09:29 更新
太陽風の速度が400km/秒に上がっています。太陽は無黒点です。

担当 篠原

今朝、20日6時(世界時19日21時)頃から、太陽風に変化が発生しています。
磁場強度が3nTから9nTへ強まり、
速度も360km/秒から400km/秒へ小幅の上昇をしています。

SOHO EIT195の太陽コロナを見ると、
特に影響を及ぼしそうなコロナホールは見当たらず、
太陽風の変化は小規模で終わるのではないかと思われます。

また、目立ったコロナホールが見られないことから、
この後も、1週間から2週間近くにわたって、穏やかな状態が続くかもしれません。

現在の磁気圏は静穏です。
AE指数は全く変化していません。


太陽の活動も静かです。
今日も無黒点のままで、X線のグラフもほとんど変化していません。


ところで、今朝はアメリカの太陽望遠鏡のサイトが妙です。
SDOは、昨日の昼、19日13時(世界時19日4時)、
STEREOは、一昨日の昼、18日12時(世界時18日3時)のデータを最後に、
両者更新が止まっています。

最近は、SOHOよりも更新頻度の高いこれらの衛星に頼って分析しているのですが、
結果的に現在はSOHOの写真が最新となっています。

週末でどこかの処理が止まっているのでしょうか?



SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。