宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/12/19 11:52 更新 400km/秒と平均的な速度の太陽風が続いています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 概ね穏やかな宇宙天気が続いています。 太陽風の速度は、昨日、400km/秒と平均的な状態に下がり、 その後も現在まで420〜380km/秒と安定しています。 磁場強度も、4nTを保っていて、落ち着いています。 このため磁気圏も静かで、 AE指数は小さな変化がひとつ見えるだけです。 SDOのAIA 193を見ると、コロナホールは西の端に去りつつあり、 それ以降、東の端にかけてコロナホールは見られず、 これから速度の遅い、穏やかな太陽風が続きそうです。 27日周期の図では、前周期は400km/秒を中心に、 500km/秒に少し上がったり、300km/秒台に下がったりという、 基本的には落ち着いた変化をしています。 今周期も似たような推移になるのかもしれません。 太陽の活動も静かです。 黒点は完全に見えなくなり、 X線のグラフには、Bクラスの小さな変化もなくなっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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