宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/12/ 4 07:40 更新 太陽風はかなり低速で、磁気圏も静かです。これから太陽風にCMEの影響が来るかもしれません。 担当 篠原 太陽から地球まで、宇宙天気は穏やかな状態です。 太陽風は一段と速度が下がって、280km/秒となっています。 かなり低速の状態です。 磁場強度も3nTと弱まったまま推移しています。 27日周期の図を見ると、セクターの境界をまたいだ様です。 しかし、太陽風に特に目立った変化はありません。 磁気圏のオーロラ活動も静かで、 AE指数は全く変化していません。 このまま穏やかに低速の太陽風が続くか、 30日に発生したCMEの影響がやって来るか、 今日、明日あたりの太陽風に注目してください。 また、SDO AIA193の太陽コロナによると、 太陽の北半球側の小さなコロナホールは、ちょうど太陽の中心にいます。 このため、3日後くらいにはここからの影響がやって来る可能性があります。 27日周期の図によると、4日後くらいになりそうですが、実際はどうなるでしょうか。 太陽は、北東(左上)の1131黒点群でB5の小さなフレアが単発で発生していますが、 変動はそれだけで、穏やかな状態です。 今日はこれから、「はやぶさ」のカプセルを見るために内之浦宇宙空間観測所へ行きます。 現地に行くだけで3時間くらいかかりそうですが、楽しみです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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