宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:22)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/26 --- ---
11/25 --- ---
11/24 --- ---

黒点 11/26 (NOAA)
磁場 フレア
1127 1 α ---
1128 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 382 +1.2
-2 h 393 +0.0
-4 h 405 +0.2
-6 h 439 +0.8
-8 h 437 +1.4
-10 h 434 +1.5
-12 h 438 +1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -12 -22/ 7
-2 h -12 -19/ 5
-4 h -12 -22/ 2
-6 h -12 -21/ 4
-8 h -12 -20/ 6
-10 h -12 -25/ 3
-12 h -13 -27/ 6

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
11/26 0.4 2x10^2
11/25 0.4 2x10^2
11/24 0.4 2x10^2
11/23 0.4 4x10^2
11/22 0.5 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/11/21 09:29 太陽風の速度は400km/秒前後で推移し、穏やかです。
2010/11/22 09:32 太陽風は平均的な状態です。オーロラの活動がある程度発生しています。
2010/11/23 11:41 太陽風の速度は500km/秒付近に上昇しています。小規模の高速風の到来だと思われます。
2010/11/24 13:09 太陽風は平均的な速度に戻りつつあります。太陽は静穏です。
2010/11/25 11:14 太陽風の速度はやや高速の状態に戻っています。小さなオーロラ活動も起きています。
最新のニュース

2010/11/26 12:22 更新
太陽風は平均的な速度に下がっています。磁気圏は穏やかです。衛星3機のCME同時撮影を紹介します。

担当 篠原

宇宙に浮かんだ3台のコロナグラフ、
SOHO LASCO C3と、STEREO Ahead、BehindのCOR2で、
ほぼ同時にCMEが撮影されていました。
並べてみましょう。

掲載の写真は、左から、Behind、SOHO、Aheadです。
それぞれを拡大・縮小して、中央の太陽の白丸の大きさをそろえています。
正確な調整ではありませんが、CMEの見え方はだいたい同じ大きさになっています。

撮影時刻は、今朝9時のほぼ同時刻です(世界時25日23時54分と55分)。
現在、STEREO衛星は、ほとんど太陽の左右に開ききった位置にあり、
同じCMEを左側と右側から見比べていることになります。
そして、SOHOは、それを正面から見ています。
こういった立体的な撮影により、CMEの新しい研究が進んでいるのでしょう。

このCMEは、太陽の向こう側で発生しています。
地球への影響はありません。


その太陽ですが、1127黒点群は見えていますが、目立った活動は発生していません。
X線グラフにBクラスの小さな変動がある程度です。


太陽風は、今朝までは450km/秒程度のやや高速の状態を保っていましたが、
その後下がって、380km/秒と平均的な速度に戻っています。

磁場強度は、3nTと弱まっています。

2日後くらいに、小規模のコロナホールの影響がやって来るかもしれませんが、
それまでは、太陽風の速度も落ち着くのかもしれません。

磁気圏のオーロラ活動は穏やかです。



SOHOと2機のSTEREOで、同時に太陽の向こう側のCMEが観測されました。
(c) SOHO (ESA & NASA)、STEREO (NASA)、写真加工 : 宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。