宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/11/22 09:32 更新 太陽風は平均的な状態です。オーロラの活動がある程度発生しています。 担当 篠原 太陽風の速度は400km/秒前後で推移し、平均的な速さで安定しています。 磁場強度も5nTと、こちらも平均的な状態です。 AE指数によると、 500nTや300nTほどの中小規模のオーロラ活動が数回発生しています。 太陽風の磁場が南向きに変動した影響と思われます。 満月前のやや明るい空だったと思いますが、 極域では美しいオーロラが見られたのでしょうか。 現在の太陽風は、平均的な速さを保っているので、 磁場が南向きになれば、そこそこのオーロラ活動も期待できます。 また、SOHO EIT195によると、 北半球のコロナホールの影響がそろそろ地球に達する頃です。 コロナホールが小規模なので、影響も小規模だと思いますが、 明日くらいにかけて、ACEの変化に注目してください。 太陽のフレア活動は静穏です。 西端の活動領域が没していくとともに、X線の強度も減少しています。 これからしばらく、静かな太陽が続きそうです。 SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子 (c) SOHO (ESA & NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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