宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:22)
今日、C2.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏内が荒れています。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/26 07:05 C2.3
10/25 --- ---
10/24 --- ---

黒点 10/26 (NOAA)
磁場 フレア
1113 2 α ---
1115 1 α ---
1117 12 β C2
1119 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 611 +0.3
-2 h 626 -1.0
-4 h 601 +1.3
-6 h 611 +1.9
-8 h 621 +0.3
-10 h 639 +1.6
-12 h 639 +1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -10 -45/ 6
-2 h -10 -41/ 5
-4 h -12 -36/ 7
-6 h -9 -38/ 3
-8 h -10 -39/ 4
-10 h -8 -39/ 15
-12 h -8 -45/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^3
10/26 0.3 1x10^4
10/25 0.3 9x10^3
10/24 0.4 2x10^3
10/23 0.7 3x10^2
10/22 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
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Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/10/21 11:05 太陽風は平均的な状態です。オーロラ活動は穏やかです。
2010/10/22 12:06 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。太陽で爆発現象が3つ発生しています。
2010/10/23 13:01 太陽風の速度が600km/秒に上昇しています。SOHO衛星で彗星とCMEが観測されました。
2010/10/24 12:32 650km/秒の高速風が続き、活発なオーロラを起こしています。1117黒点群が大きくなっています。
2010/10/25 11:07 600km/秒台の高速太陽風が続いています。オーロラも活発です。
最新のニュース

2010/10/26 12:22 更新
1117黒点群が大きくなっています。600km/秒台の高速太陽風が続いています。

担当 篠原

1117黒点群がさらに大きくなっています。
昨日から今日にかけての発達の様子を、動画にして掲載します。

1117黒点群は、C2.3の小規模フレアを初めとして、
Bクラスの小さなフレアを多数起こしています。
規模の小さな現象ばかりですが、
黒点の発達に伴って、もう一段大きな活動につながるかもしれません。
今後も注目して下さい。


太陽風は、小幅ですが再び速度を高め、620km/秒と
現在も600km/秒台の高速風を続けています。
23日から、3日間にわたって継続しています。

磁場強度は、じわじわと下がって、4nTを割りつつあります。
高速風領域もいよいよ後半に入りそうです。
そうすると、今日、明日で600km/秒を割り、
以降、2日程度で高速風は終わりとなるかもしれません。


高速風は続いていますが、磁気圏のオーロラ活動は一足先に落ち着きつつあります。
磁場強度が下がってきたことが効いているようで、
磁場が南向きに振れても振幅が小さく、
地球へ大きな影響を及ぼさなくなっているようです。

今後、速度も下がり始めると、オーロラの活動は一段と穏やかになるでしょう。


放射線帯の高エネルギー電子は、GOES13も10,000のレベルにほぼ達しています。
しかし、GOES11の強度は昨日からほとんど変化がなく、
今回、警戒レベルには達しましたが、これ以上大きく変化することはないのかもしれません。
もうしばらく変化に注目してください。



1117黒点群の発達の様子。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース


SDO衛星による、太陽の可視光写真。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。