宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:07)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/25 --- ---
10/24 --- ---
10/23 --- ---

黒点 10/25 (NOAA)
磁場 フレア
1113 1 α ---
1115 1 α ---
1117 13 β ---
1119 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:56 588 -0.1
-2 h 631 -0.3
-4 h 655 +0.1
-6 h 662 +0.3
-8 h 659 -1.4
-10 h 641 +2.4
-12 h 656 +2.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^3
10/25 0.3 9x10^3
10/24 0.4 2x10^3
10/23 0.7 3x10^2
10/22 0.3 1x10^2
10/21 0.5 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
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NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/10/20 15:38 1112黒点群の小さな活動が続いています。太陽風は平均的な状態です。
2010/10/21 11:05 太陽風は平均的な状態です。オーロラ活動は穏やかです。
2010/10/22 12:06 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。太陽で爆発現象が3つ発生しています。
2010/10/23 13:01 太陽風の速度が600km/秒に上昇しています。SOHO衛星で彗星とCMEが観測されました。
2010/10/24 12:32 650km/秒の高速風が続き、活発なオーロラを起こしています。1117黒点群が大きくなっています。
最新のニュース

2010/10/25 11:07 更新
600km/秒台の高速太陽風が続いています。オーロラも活発です。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後に再び上がって、650km/秒を超えました。
その状態をほぼ一日にわたって継続し、今朝になって600km/秒へ若干下がったところです。
依然、高い速度の太陽風が続いています。

磁場強度は、6nTからゆっくりと5nTを切りそうなところまで下がっています。
しかし、まだ弱まっと言うほどの状態にはなっておらず、
高速風はもうしばらく現在の高い速度を保つ可能性があります。

オーロラ活動も活発です。
AR指数は、500nTから1000nTの中規模活動が頻繁に観測されています。


今回の高速風を受けて、放射線帯の高エネルギー電子が大きく増加を始めました。
GOES11は、警戒レベルの10,000にほぼ達しています。
GOES12はまだですが、今後も増加は続きそうなので、
両衛星で10,000に達するだろうと思われます。
衛星の運用などでは注意が必要な状況です。


高速太陽風は、もう2〜3日程度続くのではないかと思います。
コロナホールの分布は、東西方向には狭かったので、
それ以上長く続くこともないのではないかと思います。
磁場強度が下がってくると、速度の低下も近くなります。
引き続き注目して下さい。


太陽は、中心やや左上の1117黒点群がBクラスの小さなフレアを頻繁に起こしています。
特に大きな活動はありませんが、Cクラスなどのフレアに発展する可能性はあります。

また、1117群の右手に、新しく1119黒点群が発生しています。

このところ太陽は、黒点の発生に関しては、なかなかにぎやかになっています。



SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。