宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2010/10/ 9 09:05 更新 太陽風は350km/秒と低速です。太陽も無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、少し上がって、350km/秒ほどになっています。 低速風であることに変わりはありません。 27日周期の図をみると、ずっと300km/秒台の太陽風が続いています。 磁気圏活動も基本的には低調で、 太陽風磁場が南向きになった時に、 AE指数200〜300nTくらいの小規模活動が発生している程度です。 27日周期の予想では、この後も、しばらく穏やかな状態が続きそうです。 一方、7日のニュースでお伝えしたように、 6日の午後(日本時間)に太陽で発生したCMEの影響が、 その4日後である10日前後にやって来る可能性があります。 フィラメントの噴出が原因なので、それほど高速の太陽風にはなっていないと思われます。 しかし、磁場の強まりがやって来て、活発なオーロラ活動を作ったりするかもしれません。 明日から明後日にかけて、太陽風の変化に注目してください。 太陽は無黒点が続いています。 目立ったフレア活動もなく、穏やかです。 SOHO EIT195によると、東端から活動領域が上がってきたようですが、 今のところ、可視光では白斑が見えるだけです。 お詫び 昨日のニュースで、誤って「SDO衛星は地球の近くを回っている」と書いていました。 正しくは、静止衛星と同じ距離の軌道でした。お詫びして訂正いたします。 メールにてご指摘をいただきました。どうもありがとうございました。 SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |