宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:11)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/27 --- ---
9/26 --- ---
9/25 --- ---

黒点  9/26 (NOAA)
磁場 フレア
1108 2 α ---
1109 18 βγ ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:04 467 +0.5
-2 h 469 -0.7
-4 h 479 +2.2
-6 h 468 -0.2
-8 h 469 +1.7
-10 h 462 -4.2
-12 h 456 +4.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:59 -16 -25/ 8
-2 h -16 -25/ 5
-4 h -18 -21/ 5
-6 h -16 -22/ 11
-8 h -16 -21/ 13
-10 h -9 -20/ 4
-12 h -11 -20/ 5

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
9/27 0.4 5x10^2
9/26 0.5 8x10^2
9/25 0.4 3x10^2
9/24 0.4 3x10^1
9/23 0.5 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
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昭和基地カメラ (NIPR)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 9/22 08:00 高速風はまだ始まっていません。1109黒点群が現れました。
2010/ 9/23 14:00 低速の太陽風が続いています。高速風の到来は、かなり遅れています。
2010/ 9/24 11:00 太陽風の速度は、450km/秒とやや高速になっています。
2010/ 9/25 11:30 高速の太陽風がやって来ました。速度は630km/秒へ上昇しています。
2010/ 9/26 08:00 高速太陽風は、終わりに近付いています。
最新のニュース

2010/ 9/27 09:11 更新
やや高速の太陽風(460km/秒)が続いています。1109黒点群は小さなフレアを起こしています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の昼頃に400km/秒まで下がりましたが、
すぐに460km/秒とやや高速の状態に戻り、現在まで続いています。
磁場強度は、5nTと平均的なレベルです。

太陽風の磁場が南北に振れた時間帯があり、
そこで、小規模のオーロラ活動が発生しています。

太陽風磁場の南北の振れは収まりつつあり、
オーロラの活動も、この後は弱まっていくと思われます。


太陽風には、高速風領域の影響が残っているのかもしれません。
SOHO EIT195を見ると、発生源のコロナホールは西の端に近づいて、
すっかり見えなくなってしまいました。
太陽風への影響も、長くは続かないでしょう。

一旦落ち着いて、その後、明後日くらいに
もうひとつの淡いコロナホールの影響が見られるかもしれません。
太陽風の変動は小規模でしょう。


1109黒点群は、再び黒点の数を増やし、
右から左へ一列の黒点の並びが復活しています。
Bクラスの小さなフレアも多数発生させていて、活動度は少し上がっているようです。
小規模フレアに発達することも考えられるので、注目してください。




SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。