宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:53)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/16 --- ---
9/15 --- ---
9/14 --- ---

黒点  9/16 (NOAA)
磁場 フレア
1106 10 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:45 376 +7.5
-2 h 355 +2.4
-4 h 352 -3.4
-6 h 348 -2.7
-8 h 351 +1.1
-10 h 356 +1.4
-12 h 355 +3.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -18 -39/ 14
-2 h -20 -27/ 13
-4 h -18 -19/ 4
-6 h -15 -19/ 4
-8 h -14 -17/ 4
-10 h -13 -21/ 5
-12 h -12 -23/ 3

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
9/16 0.3 2x10^1
9/15 0.4 5x10^1
9/14 0.4 2x10^2
9/13 0.4 1x10^2
9/12 0.4 8x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 9/11 12:56 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽の東から新しい黒点が現われました。
2010/ 9/12 12:39 太陽風は低速で、穏やかです。CMEが発生しています。
2010/ 9/13 10:37 太陽風は300km/秒の低速状態です。太陽活動も穏やかです。
2010/ 9/14 10:27 太陽風は低速で、磁気圏も静かです。太陽も静穏です。
2010/ 9/15 10:17 太陽風磁場が強まり、速度は400km/秒に上がっています。オーロラ活動がやや活発化しています。
最新のニュース

2010/ 9/16 11:53 更新
太陽風は低速風に戻りました。磁気圏は静かです。

担当 篠原

太陽風速度の小さな高まりは1日で終わり、
昨夜のうちに速度は下がって、360km/秒と低速風になりました。
また、これまでのところCMEの影響は特に発生していないようです。

磁気圏は、静穏な状態が続いています。
これは、太陽風の磁場が北寄りに推移しているためでしょう。


太陽風は、今後も基本的には低速の穏やかな状態が続くと思われます。

コロナホールによる高速風の回帰ですが、
SOHO EIT195による、現在の太陽コロナ写真と、27日前の写真を比較しましょう。
2枚並んでいるEIT195の小さな写真は、左は現在の太陽、右は1自転前(27日前)の太陽です。
どちらも、北東(左上)にコロナホールが広がっています。
しかし、その迫り出しは、右の前周期の時よりも今回(左)は小さくなっています。
その引っ込んだ部分には、1107黒点群のあった活動領域が明るく光っています。

この様子では、高速太陽風の始まりは1〜2日ほど遅れそうです。
27日周期の図によると、高速風の始まりは9月20日頃と予想できますが、
少し修正が必要の様です。


太陽では、1106黒点群と、北東部の活動領域で
Bクラスの小さなフレアが発生しています。
また、南東(左下)の向こう側にある活動領域も小規模ですが変動を続けています。
規模は限定的ですが、太陽はしばらくにぎやかな状態が続くかもしれません。



SOHO衛星EIT195カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

9/15 13:13 UT

8/19 13:13 UT


SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。