宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 9/14 10:27 更新 太陽風は低速で、磁気圏も静かです。太陽も静穏です。 担当 篠原 太陽風は、300km/sとかなり遅い速度で安定しています。 磁場強度は、4nT前後を変化していて、 平均的な強さです。 磁場の南北成分は、南北に振れながら変化していますが、 速度が遅いため、オーロラの活動は低調です。 AE指数は全く変化していません。 太陽風は、11日のCMEの影響が、 今日から明後日くらいにかけて、 やって来る可能性があります。 乱れとしては、小規模に留まるでしょう。 それがなければ、穏やかな太陽風は、 27日周期の図によると、20日頃まで続くと予想されます。 ただし、今日のSOHO EIT195によると、 発生源のコロナホールの位置は、 東側に少しずれている様です。 そうであれば、高速風の到来は遅れることになります。 明後日くらいになると、 よりはっきりと分かるでしょう。 太陽の活動は、穏やかです。 X線のグラフは、目立った変化をしていません。 1106黒点群の活動は、低調の様です。 SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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