宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:37)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/13 --- ---
9/12 --- ---
9/11 --- ---

黒点  9/13 (NOAA)
磁場 フレア
1106 5 β ---
1107 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:26 304 -0.4
-2 h 312 +0.1
-4 h 321 +0.3
-6 h 312 -0.8
-8 h 322 -1.2
-10 h 337 +0.9
-12 h 336 +0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -13 -21/ 7
-2 h -13 -16/ 3
-4 h -14 -17/ 3
-6 h -13 -16/ 2
-8 h -12 -15/ 2
-10 h -12 -16/ 2
-12 h -12 -17/ 3

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^1
9/13 0.4 9x10^1
9/12 0.4 8x10^1
9/11 0.3 6x10^1
9/10 0.6 5x10^1
9/ 9 0.7 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 9/ 8 08:01 太陽風の速度は、470km/秒とやや高速になりました。オーロラの活動も発生しています。
2010/ 9/ 9 11:20 C3.4の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速風に戻っています。
2010/ 9/10 11:49 太陽風の速度は450km/秒とやや高速です。太陽は穏やかです。
2010/ 9/11 12:56 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽の東から新しい黒点が現われました。
2010/ 9/12 12:39 太陽風は低速で、穏やかです。CMEが発生しています。
最新のニュース

2010/ 9/13 10:37 更新
太陽風は300km/秒の低速状態です。太陽活動も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、300km/秒へ下がり、かなり遅い風になっています。
プラズマの密度も少なくなって、速度データがやや散らばっています。

磁場強度は、2〜4nTの間を変化しています。
やや弱めの傾向は続いています。

磁気圏のオーロラ活動もたいへん静かです。
AE指数は全く変化していません。


11日に発生したCMEの影響は、
明日か明後日くらいに地球へやって来る可能性があります。

それがなければ、遅い風はこのまま1週間程度続くと思われます。
27日周期の図を見ると、
8月24日に発生した高速太陽風の回帰は、9月20日頃と予想されます。
発生源にあたるコロナホールは、STEREO Behindで見ることができます。
もうすぐ、太陽のこちら側に姿を現しそうです。

前周期のこの高速風では、オーロラ活動も活発になりました。
オーロラ観望では楽しみに待っていて下さい。


太陽では、X線の変化はほとんどなくなっています。
可視光写真を見ると、1106黒点群は白斑も従えて迫力ある見え方をしていますが、
活動度は下がっている様に見えます。

また、太陽の北東(左上)に、1107黒点群が現れました。
掲載の可視光写真では、白斑の中にとても小さな黒い点が見えている様です。
6時間ほど前の写真ではもう少しはっきりと見えていたので、
このまま消えてしまうのかもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。