宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 9/ 7 07:31 更新 C2.5の小規模フレアが発生しています。太陽風はやや低速です。 担当 篠原 1105黒点群で、C2.5の小規模フレアが発生しました。 X線のグラフを見ると、とても短時間の変動だったようで、 掲載している5分データのグラフでは、C1の線に達しているだけです。 しかし、1分データを使ったグラフを見ると、C2を超える変化をしています。 1105黒点群は、太陽の西の端にだいぶ近づき、もうすぐ没しそうです。 黒点の姿も変化していて、昨日は細かい黒点が多数みられましたが、 今日の写真では、ひとつの大きな黒点にまとまりつつある様に見えます。 もうすぐ地球からは見えなくなりますが、この後の活動はどうなるでしょうか。 1105黒点群が西の端に没すると、太陽は一旦無黒点になって、 その後、南半球側から活動領域が姿を現しそうです(STEREO Behind参照)。 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に、400km/秒まで上昇しました。 その後ゆっくりと下がって、現在は370km/秒とやや低速です。 一方、10nTまで上がっていた磁場強度も速度が上がりきるとともに低下し、 5nTと平均的な状態に戻っています。 このため、太陽風の変化はこの辺りで終わったと思われます。 27日周期の図で回帰があるかもしれないと考えていたコロナホールの影響は、 目立った変化はありませんでした。 この後、太陽風は10日以上にわたって遅い状態が続きそうです。 次の高速風の回帰は、9月20日頃になりそうです。 磁気圏の活動も概ね静穏です。 AE指数では、太陽風磁場の南向きによって、700nTの中規模活動が一度観測されていますが、 その他の時間帯は穏やかです。 今後は、低速の太陽風が続くようであれば、オーロラの活動もしばらく静かでしょう。 SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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