宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:21)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏内が荒れています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 4 --- ---
9/ 3 --- ---
9/ 2 --- ---

黒点  9/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
1101 3 β ---
1102 1 α ---
1103 2 β ---
1105 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 383 +0.2
-2 h 385 -0.2
-4 h 394 +1.1
-6 h 398 +0.0
-8 h 409 +1.0
-10 h 412 -0.0
-12 h 421 +1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:59 -15 -46/ 7
-2 h -15 -40/ 11
-4 h -15 -33/ 9
-6 h -15 -25/ 3
-8 h -16 -22/ 5
-10 h -15 -19/ 2
-12 h -16 -20/ 2

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^2
9/ 4 0.5 9x10^2
9/ 3 0.5 2x10^3
9/ 2 0.4 9x10^3
9/ 1 0.5 9x10^3
8/31 0.5 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 8/30 12:20 太陽風は、平均的な速度に戻りつつあります。太陽も穏やかです。
2010/ 8/31 13:32 太陽風の速度は340km/秒まで下がっています。磁気圏はとても静かです。
2010/ 9/ 1 09:29 低速の太陽風が続き、磁気圏もとても静かです。低速風はしばらく続くでしょう。
2010/ 9/ 2 10:52 低速の太陽風が続いています。太陽に新しい黒点群が出現しています。
2010/ 9/ 3 09:58 太陽面に黒点群が並んでいます。太陽風は平均的な速度に戻りました。
最新のニュース

2010/ 9/ 4 13:21 更新
太陽風の密度が小さくなっています。速度はやや遅めで、磁気圏は静穏です。

担当 篠原

太陽風の密度が、再びたいへん低くなっています。
昨日のニュースのすぐ後から大きく減ったようで、
今日の図では、橙色の線はぴたっと下の端にくっついています。

太陽風の速度も、440km/秒から380km/秒に下がり、
磁場強度も、5nTから2nTへ下がっています。
穏やかな太陽風です。

磁気圏も静かです。
AE指数は、ほとんど変化していません。
グラフ自体は、ずっと太い帯になっていますが、
これは、どこかの観測点のデータエラーのためです。


SOHO EIT195を見ると、細いコロナホールは西半球側へ更に移動しています。
明日くらいから、太陽風の速度に上昇が見られるかもしれません。
大きな変化ではありませんが、現在、低速気味になっているので、
変化としては分かりやすくなるかもしれません。

2〜3日ほど高まって、その後は再び穏やかな太陽風に戻るでしょう。


太陽では、中心からやや右上に見える1105黒点群で、
昨夜、B2.8の小さなフレアが発生しました。
また、ちょうど今も、B2.5ほどの変化が発生しています
(こちらは1105群かどうかはまだ分かりません)。

黒点も少し大きくなっているようで、この後どうなるでしょうか。



SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。