宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:20)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏内がやや活動的になっています。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/30 --- ---
8/29 --- ---
8/28 --- ---

黒点  8/30 (NOAA)
磁場 フレア
1101 1 α ---
1102 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 433 +0.1
-2 h 439 +0.6
-4 h 448 -0.1
-6 h 453 -0.4
-8 h 457 +0.0
-10 h 466 -0.6
-12 h 465 +0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:59 -13 -33/ 18
-2 h -13 -27/ 13
-4 h -14 -19/ 5
-6 h -13 -22/ 4
-8 h -13 -20/ 3
-10 h -12 -21/ 2
-12 h -12 -22/ 4

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^3
8/30 0.3 1x10^4
8/29 0.4 1x10^4
8/28 0.5 1x10^4
8/27 0.4 3x10^4
8/26 0.6 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 8/25 09:58 700km/秒に達する高速太陽風がやって来ました。中規模のオーロラ活動が発生しています。
2010/ 8/26 13:10 600km/秒台の高速太陽風が続いています。オーロラ活動も続いています。
2010/ 8/27 09:19 640km/秒の高速太陽風が続いています。放射線帯が強まっています。
2010/ 8/28 11:31 高速風は660km/秒に高まっています。高速風は、そろそろ低下に転じるでしょう。
2010/ 8/29 17:10 太陽風の速度は500km/秒を割り、高速太陽風は終わりつつあります。
最新のニュース

2010/ 8/30 12:20 更新
太陽風は、平均的な速度に戻りつつあります。太陽も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度はどんどん下がり、今朝には450km/秒となりました。
そろそろ430km/秒まで下がりそうです。
細長いコロナホールの影響は特に見られないようです。
前周期と比べると、足早の速度低下でした。

また、ACEの観測によると、太陽風のプラズマの密度がとても少なくなっています。
今日のグラフでは、密度の線(橙色線)が下の枠にくっついています。
測定の限界を越えて下がっているようです。


地球の磁気圏も静穏です。
AE指数は、全く変化していません。


SOHO EIT195を見ると、現在の太陽には目立ったコロナホールはなく、
この後の太陽風は、1週間以上にわたって、穏やかな状態が続きそうです。

27日周期の図では、前周期の8月3〜5日に高速の太陽風が現れています。
これは、CMEによる突発性の現象で、回帰はありません。
今日、明日は穏やかに過ぎていくでしょう。


放射線帯の高エネルギー電子は、今日はぎりぎりで10,000に達したくらいで、
明日は警戒レベルを割りそうです。
この後も、ゆっくりと減少が続きます。


太陽では、昨日新しく見えていた黒点群に、1102群という番号が付けられています。
黒点の数も増え、成長しています。
しかし、特に活動はしていないようで、X線のグラフは静かです。



SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。