宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:29)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 1 --- ---
8/31 --- ---
8/30 --- ---

黒点  8/31 (NOAA)
磁場 フレア
1101 1 α ---
1102 7 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:15 335 +0.7
-2 h 334 +1.1
-4 h 339 -1.3
-6 h 342 -0.4
-8 h 320 +2.0
-10 h 333 +1.7
-12 h 335 +2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -15 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^3
9/ 1 0.3 9x10^3
8/31 0.5 9x10^3
8/30 0.4 1x10^4
8/29 0.4 1x10^4
8/28 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙天気日報
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宇宙環境計測グループ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 8/27 09:19 640km/秒の高速太陽風が続いています。放射線帯が強まっています。
2010/ 8/28 11:31 高速風は660km/秒に高まっています。高速風は、そろそろ低下に転じるでしょう。
2010/ 8/29 17:10 太陽風の速度は500km/秒を割り、高速太陽風は終わりつつあります。
2010/ 8/30 12:20 太陽風は、平均的な速度に戻りつつあります。太陽も穏やかです。
2010/ 8/31 13:32 太陽風の速度は340km/秒まで下がっています。磁気圏はとても静かです。
最新のニュース

2010/ 9/ 1 09:29 更新
低速の太陽風が続き、磁気圏もとても静かです。低速風はしばらく続くでしょう。

担当 篠原

太陽風は、速度340km/秒と低速状態で安定しています。
プラズマの密度は少し回復していますが、依然、1個/cm^3以下です。
速度のデータがばらついているのは、この影響です。

磁場強度は4nTと、通常の強度に戻ってきました。
南北成分は北寄りの傾向が続いていて、
このため、磁気圏活動はとても静かです。
オーロラの活動度を示すAE指数は、全く変化していません。
(今日の図のぎざぎざの変化は、データのエラーです)


低速の太陽風は、まだ1週間以上は続きそうです。
SDOのAIA193を見ると、中心付近にとても小さなコロナホールの穴が見える程度で、
地球に影響を及ぼしそうな規模のコロナホールはありません。

STEREO Behindで先回りをしても、太陽面にはコロナホールは見られず、
この様子だと、穏やかな太陽風は2週間以上に渡って続きそうです。

27日周期の図で前周期の変化を見ると、8月9〜11日に小さな速度の山が見えますが、
目立った変化はこの程度で、この後、低速の太陽風は8月23日まで続いています。
これは、今周期の9月19日に相当していて、この日まで低速風になるのかもしれません。


放射線帯高エネルギー電子は、10,000をやや割る程度で、
昨日とほとんど変わりません。
磁気圏が落ち着いていると、高エネルギー電子の減少はとてもゆっくりです。
やや高めという状態はしばらく続きます。


太陽の1102黒点群は、黒点の形が少し変化しています。
しかし、発達した様子はなく、活動も特に見られません。
太陽の活動もしばらく穏やかでしょう。



SDO AIA 193による太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)


SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。